2007年11月02日

蘭州の基礎情報

 今日は蘭州に来ています。

 西安からの列車が駅に着いたのは6時半ごろ。ほぼ定刻でした。乗務員によると、早着することが多いようでしたが、今日は定刻。

 しかし、まだ外は真っ暗。プラットホームでは、上海人の親友の一人、程君の親戚が迎えに来てくれました。

 彼とは上海で数年前に一度あっていましたが、まさか今回蘭州で再会するとは、思いもしませんでした。

 巡り会いとは楽しいものです。

 さっそく蘭州ラーメンを朝食にかき込みました。

 蘭州といっても、あまりイメージがわかないかもしれません。

 蘭州の人口は約320万人ほど。甘粛省の省都です。

 シルクロードの要衝で、2000年ほどの歴史を持っています。蘭州市中心部の人口は160万人ほど。空港は中川空港があり、市中心部とは高速道路で結ばれています。距離は65キロ。

 名物はなんと言っても蘭州ラーメン。中国有数の麺文化を誇る地区です。また、イスラム文化を色濃く残していて、モスクと仏教寺院が混在する不思議な空間が広がっています。

 海抜は1517メートル、冬は雪も降り、氷点下10度以上になることも。

 今日も最低気温が0℃でした。山をみると残雪が見られましたから、いかに寒いエリアかわかります。

 

イスラム教のモスクが新鮮、街の中心を流れる黄河と中川鉄橋


 エキゾチックな蘭州の街。蘭州美人ともいえる彫りの深い女性をよく見かけます。

 言語は普通語に近いですが、やはり方言が混じっていて若干聞き取りにくい。しかし、華南エリアと比べると、言葉の問題はラクでした。

 山々のシルエットがなだらかで、ほとんど木が生えていません。気候といい、乾燥した土壌といい、農業にはまったくといってもいいほど適さないエリアですが、蘭州の街の中心には黄河が流れています。

 黄河の流れは非常に豊かで、冬場は水量も多く、豊かな恵みをもたらしているようです。

 蘭州市内の5☆ホテルは、2007年11月現在陽光大厦(サンシャインプラザ)のみ。市中心部の城関区慶陽路428号に位置し、観光にも便利です。

 筆者もここに宿泊しましたが、服務員のサービスも悪くなく、快適に宿泊できました。各部屋インターネット設備もOKです。

雄大な黄河の流れ。流れはかなり速い。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類