2007年11月17日

いよいよ上海も冬支度かな

 今日は寒い!
 いつもだったら、窓を開けて仕事をしているのだけど、今日はちょっと開けられない。昨夜もついに布団をもう一枚出してきました。

 今日のような天気と寒さは典型的な上海の寒さです。雨が降りそうで降らず、太陽もなく、なんかジメジメしているのだけど、寒い。そんな感覚です。

 蘭州や西安に行ったときのカラッとした寒さとはちょっと違います。

 明日日曜日ももっと寒くなるようです。

観光地烏鎮で食べたお昼。これだけで60元ほどだった。たかいなあ〜。


 最近、我が家では1角も漏らさず家計簿をつけています。原因は、上海の物価の上昇が、どの程度我が家の家計に影響を与えているか、分析するためです。
 とくに、我が家のある浦東聯洋エリアの物価高は異常で、さすが金持ちが多いエリアだと感心します。
 たとえば、住宅地内の市場にいっても、値引き交渉する人はほとんどいないし、歩いて数分のところへも車で乗り付け、近くの学校の送り迎えには高級外車がずらりという感じです。労働以外で儲けた人たちが多いのでしょうか。
 子供が親に高級外車をねだるような話を聞いたことがありますが、自慢したくなるのも分かります。

 ちなみに、我が家では、食事はほとんど自炊ですが、自炊するほうが外食するよりも明らかにコストと時間がかかっていることも最近分かりました。今日のお昼も、食材を全部足したら2人分で35元ほどになっています。とくに豚肉が異常に高いので、台所を直撃しているようです。
 ちなみに、外のレストランで食べたら、定食で1人10元前後でお腹は満腹になります。
 

 高くなる原因は、そもそも自炊をすると、肉にしても野菜にしても、そこそこ吟味して買うためで、それがコストに跳ね返っています。でも安全で健康な生活を送るためには上海でのそうした出費は仕方がないと諦めています。

 さすがの私も外食ではごまかされても、家ではそうはいきません。逆に、上海の外食産業がどうしてそんな安い値段でやっていけているのか、不思議でなりません。

 いずれにしろ、私も妻もここ数年給料は大して増えていないのに、上海の物価だけはどんどんあがっていく。上海で安いと実感できるのは交通費ぐらいで、衣類にしろ電器製品にしろ、もちろん食品にしろ、日本より高いのではないかと思う今日この頃です。モノは、たいてい日本よりよくないのにね。。。

 中国政府はインフレではないと言い切っていますが、ほんとうにそうなのか。。。

 
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類