今日の晩餐会をもって今回の交流&研修会は終了しました。
まさに、中医学漬けの戦争のような3日間でした。
通訳は反射神経。いかに瞬時に的確な言葉を思い浮かべるか?もっと訓練が必要だと感じました。でも、大脳を一杯活性させてとても有意義な時間を過ごせました。
今晩は、上海中医薬大学付属曙光病院の蒋病院長ほか、伝統中医診療中心の余教授など日頃めったにお目にかかれない専門家と様々なお話ができて非常によかったです。余先生は、私が学部生時代のころ、尊敬した呼吸器科の名医の弟子でもあり、そのとき以来の再会でした。不思議なご縁です。
今回の出会いが、また将来私の人生に何らかの大きな影響を与える予感がして参りました。人との出会いは不思議です。
そして、中医学を愛する日本の医師たちの情熱に私も負けてられない、とエネルギーがみなぎってきました。
今回の日本からの先生方は、外科、精神科、内科などさまざまです。薬剤師の先生もおられました。皆様それぞれの立場から、中医学に全力を集中させておられます。いずれも、九州・四国・関西・関東と日本各地で中医学の臨床を実践されておられます。
本当に感動しました。
そして、中医学の素晴らしいところは、年齢を積むほど経験が重なり、医師自身を成長させていきます。うちの師匠のように、70歳を超えても、現役バリバリで、頭もますます冴えています。
そんな師匠を目標に、私もがんばって行きたいと思っています。
一生勉強できる学問は本当に素晴らしいです。