上海では記録的な大雪で、私の市内の歩いての移動が大変です。
今回、上海で降った雪は水分をたくさん含んだもので、道に積もるとすぐにシャーベット状になってしまうのです。
つまり、積もっている雪を上から踏んづけても、きっちりと地面に食い込んでくれず、絶えず浮いたような感覚になっています。
だから、普通に歩いているだけでも滑ってしまう。
車はもちろん、スタッドレスタイヤもタイヤチェーンもしてないわけで、見てるだけで危なっかしい。いつものように急発進させるものだから、交差点でスリップさせている車をたくさんみました。
安徽省の阜陽の時のように、アイスバーンになっていてもタイヤチェーンしていませんでしたからね。上海のこの程度ではなんでもないのでしょう。しかし、マイカーブームで運転に不慣れな人も運転しているから、こちらはもっと怖い。
ここまで継続的に雪が降る上海は、私の96年からの上海生活で初めてです。地面は、5センチほど雪が積もっているところもありました。
おかげで、道に捨てられたゴミが雪の下に隠れてしまい、雪の白が上海の街をきれいにみせてくれています。