今朝、外を見てみると上海は白銀状態でした。
久しぶりに雪が積もりました。
雪にメチャクチャよわい上海。おそらくスリップ事故とかが多発しているはず。
さっそく、街を見に行ってきます。
2008年01月26日
上海の0キロ表示
今日は上海にしてはかなり珍しい雪の天気。
シンシンと体は冷え込み、太陽も1日見られませんでした。取材が1件入っていたので、それをこなしつつ、補修作業が終わった人民広場の噴水エリアを見に行きました。
人民大道はきれいに整備され、道路の凸凹もほぼ無くなったようです。人民大道・人民広場エリアは市政府の建物のあり、上海の目抜き通りの一つです。
上海市政府に勤めている友人に聞くと、この市政府では市長など市幹部は執務をしないそうですが、やはりシンボルには変わりありません。
浦東新区の開発が始まった頃、この市政府も浦東に移してしまう計画もあったようですが、それは中止になりました。
この人民大道エリアが、上海の0キロポストが立てられるところになります。すなわち、高速道路などで「上海 ○○q」」と表示されますが、それはすべてこの人民広場の0キロポストから始まります。ちょうど、国道一号線の日本橋のようなところです。
実際、人民大道を歩いてみると、その基準となる標識が道路に埋められています。位置的には、上海市政府の掲揚台のポールと上海博物館の正面玄関を直線で結んだところにあり、それとすぐに分かります。標識は今回の道路改修で整備されたもので、いわば上海の基準点となる位置です。
私も記念撮影しておきました。
ところで、博物館の前に大きなは噴水がるのですが、ここにある注意が中国らしい。
「噴水エリアでは体を洗うな」
だそうです。
シンシンと体は冷え込み、太陽も1日見られませんでした。取材が1件入っていたので、それをこなしつつ、補修作業が終わった人民広場の噴水エリアを見に行きました。
人民大道はきれいに整備され、道路の凸凹もほぼ無くなったようです。人民大道・人民広場エリアは市政府の建物のあり、上海の目抜き通りの一つです。
上海市政府に勤めている友人に聞くと、この市政府では市長など市幹部は執務をしないそうですが、やはりシンボルには変わりありません。
浦東新区の開発が始まった頃、この市政府も浦東に移してしまう計画もあったようですが、それは中止になりました。
この人民大道エリアが、上海の0キロポストが立てられるところになります。すなわち、高速道路などで「上海 ○○q」」と表示されますが、それはすべてこの人民広場の0キロポストから始まります。ちょうど、国道一号線の日本橋のようなところです。
実際、人民大道を歩いてみると、その基準となる標識が道路に埋められています。位置的には、上海市政府の掲揚台のポールと上海博物館の正面玄関を直線で結んだところにあり、それとすぐに分かります。標識は今回の道路改修で整備されたもので、いわば上海の基準点となる位置です。
私も記念撮影しておきました。
ところで、博物館の前に大きなは噴水がるのですが、ここにある注意が中国らしい。
「噴水エリアでは体を洗うな」
だそうです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
結局上海も男性優位か
日本と比べると、女性が社会で活躍するチャンスが多そうな上海。確かに、アイさんを雇うのも比較的安いし、女性の管理職もよく見かけるなど、外から見ると上海は女性にとっては働きやすい環境が整っているのかもしれません。
ただ、実際には上海のような大都市の場合、競争が激化し、女性の就職難・女性の相対的な賃金の低さ、出産に対する職場の認識不足など問題が多いのもまた事実です。
上海市婦聯のデータを見てみると、所得の男女差が年々広がっているようで、1988年の収入の比率は、男:女=1:0.88だったのが、2005年には1:0.65にまで年々拡大してしまいました。
一方で、女性の学歴はどんどんあがってきていて、短大卒以上の学歴を持っている女性の割合は、上海市の場合で22%(2005年)までになりました。しかし、結婚していない女性の増加、高齢出産など別の問題も出てきました。出産のために休んでしまうと、他の人にポストが奪われてしまうという危機感から、なかなか出産できないというのも現実にあります。
ちなみに、上海では乳ガンの発生率が増えていて、ついに全国トップになりました。上海市では、癌の発生率は1%前後といわれていますが、このうち56%が女性です。
女子大生の就職難もさることながら、一般に女性の方が男性よりも5年〜10年早期に退職するように設定されているケースが多いことも、問題になりつつあります。さらに、上海の工場などで働く工員たちも、その多くが地方からやってきた若い女性。低所得で長時間働かされており、社会保障もない現実に対して今後どのような対策が講じられるか注目されます。
ただ、実際には上海のような大都市の場合、競争が激化し、女性の就職難・女性の相対的な賃金の低さ、出産に対する職場の認識不足など問題が多いのもまた事実です。
上海市婦聯のデータを見てみると、所得の男女差が年々広がっているようで、1988年の収入の比率は、男:女=1:0.88だったのが、2005年には1:0.65にまで年々拡大してしまいました。
一方で、女性の学歴はどんどんあがってきていて、短大卒以上の学歴を持っている女性の割合は、上海市の場合で22%(2005年)までになりました。しかし、結婚していない女性の増加、高齢出産など別の問題も出てきました。出産のために休んでしまうと、他の人にポストが奪われてしまうという危機感から、なかなか出産できないというのも現実にあります。
ちなみに、上海では乳ガンの発生率が増えていて、ついに全国トップになりました。上海市では、癌の発生率は1%前後といわれていますが、このうち56%が女性です。
女子大生の就職難もさることながら、一般に女性の方が男性よりも5年〜10年早期に退職するように設定されているケースが多いことも、問題になりつつあります。さらに、上海の工場などで働く工員たちも、その多くが地方からやってきた若い女性。低所得で長時間働かされており、社会保障もない現実に対して今後どのような対策が講じられるか注目されます。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類