2008年01月22日

上海の自宅に戻る

 日本上海総領事館の総領事一行と同じ飛行機で、無事上海に戻りました。
 今日は、初めて総領事とお話しする機会がありました。

 帰りは、合肥から上海まで飛行機で45分。エコノミークラスがとれたし、よかった。

 鉄道だったら8時間程度かかるし、車だったら5時間ほどかかるようですが、さすが飛行機です。肉体的・精神的負担はラクですが、二酸化炭素をまき散らしているのにちょっと引け目を感じます。

 さあ、まずはお風呂に。お湯が自由に使えるということは、本当にすごいことです。(こっちも地球に二酸化炭素をまき散らしているのですが。。。)

 明日は7時半から外来なので、今日はしっかりと寝ないと。

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

安徽省阜陽から再び安徽省合肥の空港で

 小学校の開校式に参加して、いま阜陽から合肥の空港に戻ってきました。この小学校については、帰宅後詳しくこのブログで報告いたします。

 安徽省の中でも貧困の村に建てられた小学校ですが、実は我々日本人とも関係がある校舎なのです。日本人の一人として、私はぜひ見ておきかったのです。阜陽から2時間ぐらいかかるかなりの田舎ですが、そこには人々の日常の姿があります。

 上海でアセクセしている中国の姿もあれば、同じ時間にまったく違う世界が広がっていることを思うと、なにか不思議な感じがしました。

 阜陽から合肥に向かう道路がこれまたすごく、路面は穴だらけ。4車線なのだけど、穴をよけながら走らなくてはなりません。しかも路肩は雪の固まりが積もっていて凍っています。

 景色は白一色。雪が本当にたくさん降っています。途中、スリップして横転した路線バスや、故障して動けなくなったトラックの間を、我がAudiは疾走しました。

 これだけボコボコだと、車の寿命も短くなることでしょう。原因は、どう見てもトラックの過積載が原因です。

スリップしてひっくり返った路線バス


 上海と安徽省合肥の往来は、かなり頻繁です。飛行機に乗ったときも、日本人のビジネスマンはもちろん、欧米人のビジネスマンも多く見かけました。中国ビジネスも、どんどん内陸へ広がっていることが実感できます。

 ただ、合肥の空港はかなりローカル。喫茶店らしき場所もなく、外の「茶座」でこのブログを書いています。本当にかわいらしい空港です。

 

なんとものどかな安徽省合肥の空港
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

雪の安徽省阜陽市に到着

飛行機は虹橋空港から。

 今回はファーストクラスの利用なので、チェックインも待合室もさらに搭乗バスも別。たった1時間のフライトでファーストクラスとはなんとも贅沢なのだけど、堪能させていただきました。合肥行きの飛行機は、MD90型機。当たり前ですが、エンジンが後ろにあるので、非常に静かなフライトを楽しめました。

 たった1時間のフライトですが、ファーストクラスに出されたおしぼりは全部で3回。しかも、果物+飲み物サービス付き。同じ東方航空でもこれほどまでも違うのかと実感しました。

 雲間からみる合肥市内は積雪で真っ白。大雪のニュースは本当でした。でもこれから目的地の阜陽市まで車を走らせなければなりません。道路の凍結を心配しつつ、チャーターしたAudiに乗り込みました。

 

合肥の空港から、目的地の阜陽市までは車で約5時間。高速道路が雪で閉鎖されているので、仕方がないです。普通なら3時間程度でいけるそうです。

 道路は凍結こそしていませんでしたが、路肩は雪が積もっていて、運転手さんもかなり慎重に車を進めました。まあ、山越えがないだけでも気が楽ですが。

 路面の雪は完全なアイスバーン状態でかつ車のほとんどは普通タイヤ。ましてやチェーンをしているような車は一台もありませんでした。高速道路閉鎖というのもやっかいなものです。

 しかし、5時間というのは結構きつい。景色に山があるわけでもないし、畑と民家が延々と続き、そして日が陰ってくると単調な景色はさらに単調になります。結局、目的地についたのは夜8時10分で、運転手のいうようにちょうど5時間で到着しました。

 お疲れ様です。

 その後は、阜陽市新聞弁公室(スポークスマン)の主任と食事。ここでは、さまざまな阜陽市の特産物をいただきました。

 安徽省の料理は、徽菜とよばれ、上海にも店がありますが、ここの料理はまたちょっと違いました。もちろん、野菜をふんだんに使ったものが多いですが、阜陽市は山羊と牛肉の名産地でもあります。香港を始め、上海など中国各地に供給されています。

 また、上海市へも阜陽市の豚が生きたまま運ばれていると言うことです。まさに、農産物の宝庫の市なのです。

 この中で、印象に残ったのがこの写真の料理。阜陽市は大根が有名で、生大根をピーナツといっしょに食べるそうです。生の大根といっても決して辛くなく、むしろジューシーで甘いぐらいです。後口もすっきりとしていて、まるで果物です。
 皮までしっかりと食べられる大根だと主任は自慢していました。

青い大根がおいしい!


 付け足し:安徽省阜陽市の人口は980万人、市中心エリアは100万人。農業が中心で、都市部に多くの出稼ぎ労働者を送り出していることで有名。いま、市では労働者のUターンをねらった様々な政策が行われています。出稼ぎを出すだけでなく、帰ってきた人たちに起業することを奨励しているようです。
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