うちの「よろず」でも時々、電気代やガス代など中国在住者の公共料金のことが話題になっていますが、皆さんのところではどうでしょうか?
私の家で、電気代が冬場の寒い時期で170元前後、夏場で200元前後、水代が40元前後、ガス代が80元前後(いずれも毎月)となっています。妻と2人暮らしで、暖房はたまに使う、お風呂はお湯をはってしっかりと浸かる、ほぼ毎日自炊でこんな感じです。
寒さは厚着をすることでしのぐのが上海人の流儀?!なので、慣れれば問題ないのです。ステテコやモモヒキ、ババシャツは当たり前。逆に、温めすぎると遊びに来た友達からクレームが来ます。そう、冬場の上海でスカートをはくなんて、一般人からすれば自殺行為に等しいのです。
でも、夏の暑さは私にとってはきつい。そこで、夏はエアコンをよく使うので夏の方が電気代が高くついています。
ただ、これでも妻の実家からすればかなり無駄遣いをしているといわれます。妻の実家は、義母と義父の2人生活ですが、電気代が毎月40元未満。これはすごいと思います。我が家ではどんなに電気製品を使っていなくても、50元を切るようなことはありません。
話を聞いてみると、まず家に暖房がない!(正確には1台だけ寝室にエアコンがあるのですが、暖房を使っているのをみたことがありません。)この寒い上海を、毎年暖房なしで過ごすことは、なんてことないようです。
さすがの妻も、これには耐え難いらしく、冬場はめったに実家にかえりません。(笑)上海人の寒さに対する強さは並ではないのですが、それだけ寒いからこそ、なかなか毎日お風呂に入るというわけにはいかない。実際に体験すると理解できますよ。
考えてみれば、我々外国人の上海での生活はエネルギーの無駄が多いですよね。単純に我が家と妻の実家を電気代で比較しても4倍ぐらい消費電力に違いがあります。そうした先進国の人の生活をちょっと変えるだけで、かなり二酸化炭素の排出は削減できます。
加えて、上海の家は、そういった寒さに対する適応力がある人に対して設計されているので、ホカホカに温めようなら、ものすごいエネルギーが必要となります。
2008年01月27日
冬場の電気代、月40元也
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
温暖化による大雪
上海での久しぶりの雪。
上海では80年代〜90年代初めぐらいまでは、雪は珍しく無かったのですが、その後殆ど雪が降らなくなりました。
この1月は中国全国的に天気がおかしいといわれています。
私が今月いった安徽省の大雪は、めったに雪が降らないエリアでの大雪。江蘇省・貴州省・安徽省の大雪はなんと20年ぶり。
こうした現象を中国の科学者たちも、温暖化の影響で暖かい湿った空気の勢力が強く、それがちょうど長江デルタエリアで北から寒気とぶつかり、大雪を降らしていると分析していました。
上海エリアの天気も、冬だというのに急に暖かくなったり、突如寒くなったりして天気の変化が著しくなりつつあります。
我々が想像している以上に、地球環境の破壊が進んでいるような気がしてなりません。
梅が開花(なんか異様に早いような気もするのですが)
しかし、大理石を大量につかった上海の地下通路、タイルを大量に使った上海の歩道橋。こう天気が悪いと、滑って危ない、危ない。
みなさん、足下にはご注意を。
シャーベット状になった上海の道路
上海では80年代〜90年代初めぐらいまでは、雪は珍しく無かったのですが、その後殆ど雪が降らなくなりました。
この1月は中国全国的に天気がおかしいといわれています。
私が今月いった安徽省の大雪は、めったに雪が降らないエリアでの大雪。江蘇省・貴州省・安徽省の大雪はなんと20年ぶり。
こうした現象を中国の科学者たちも、温暖化の影響で暖かい湿った空気の勢力が強く、それがちょうど長江デルタエリアで北から寒気とぶつかり、大雪を降らしていると分析していました。
上海エリアの天気も、冬だというのに急に暖かくなったり、突如寒くなったりして天気の変化が著しくなりつつあります。
我々が想像している以上に、地球環境の破壊が進んでいるような気がしてなりません。
しかし、大理石を大量につかった上海の地下通路、タイルを大量に使った上海の歩道橋。こう天気が悪いと、滑って危ない、危ない。
みなさん、足下にはご注意を。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類