2008年01月28日

凸凹の上海エリアの高速道路

 上海から南京、上海から杭州へはそれぞれ立派な高速道路が走っていますが、いつも車に乗っていて思うのは、上海エリアに入る途端に道路が悪くなる。道は狭くなるし、道路は凸凹だし。

 もちろ、安徽省の合肥周辺ではしった道路のように、高速道路に開いた穴をよけるために、路肩から中央分離帯までのスペースをフルに使ってジグザグに走るというまでひどくは無いけど、でも上海エリアと江蘇省・浙江省エリアとでの道路の整備具合の違いは歴然です。

 このことは、中国交通部も調査して分かっていて、国の検査でも上海の高速道路の状態がよくないと発表されています。その理由の一つに、上海市の道路の管理体制に問題があるようです。

 江蘇省・浙江省は高速道路の管理を直属の会社が補修しているようですが、上海の場合は13本の高速道路を11の会社で担当していて、それぞれの会社が独自に補修を行うものだから、道路の整備が今ひとつではないというのです。

滬寧高速道路の陽澄湖サービスエリア


 つまり上海の場合、多くの会社が、様々なレベルで道路を補修しているのだけど、同じお金をかけても会社が多いばかりで、マージンばかり取られて肝心の道路補修にはお金が十分に行き渡っていないと分析されていました。

 高速道路がどんどんできるのはいいけど、その管理・運営はこれまた大変なことです。とくに中国のように過積載の程度が半端じゃないところでは、道路が傷むのも驚くほど早い。

 中国の場合、やはり浙江省・江蘇省のように集中的に管理した方が、仕事のできばえがいいのでしょうか?

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 実は、私は中国の高速道路を車で走るのはあまり好きではありません。とにかく、みんな自分勝手に走り、他の車のことを考えないので、乗っていてもストレスがたまるのです。ろくにスピードがでないトラックが、追い越し車線を我が物顔で走ったり、ICで降りるのを行きすぎてバックしたり、料金所では我先と割り込んだり。。。。

 街で見かける光景そのものが高速道路でも見られますよ。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

歩きにくい!上海の雪道

 28日午後12時50分現在、浦東ではまだ雪が降っています。いつまで降り続くのでしょうか?こんなことは非常に珍しいです。

 上海では記録的な大雪で、私の市内の歩いての移動が大変です。

 今回、上海で降った雪は水分をたくさん含んだもので、道に積もるとすぐにシャーベット状になってしまうのです。
 つまり、積もっている雪を上から踏んづけても、きっちりと地面に食い込んでくれず、絶えず浮いたような感覚になっています。

 だから、普通に歩いているだけでも滑ってしまう。
 車はもちろん、スタッドレスタイヤもタイヤチェーンもしてないわけで、見てるだけで危なっかしい。いつものように急発進させるものだから、交差点でスリップさせている車をたくさんみました。

 安徽省の阜陽の時のように、アイスバーンになっていてもタイヤチェーンしていませんでしたからね。上海のこの程度ではなんでもないのでしょう。しかし、マイカーブームで運転に不慣れな人も運転しているから、こちらはもっと怖い。

今晩凍結すると怖いぞ。。。。


 ここまで継続的に雪が降る上海は、私の96年からの上海生活で初めてです。地面は、5センチほど雪が積もっているところもありました。

 おかげで、道に捨てられたゴミが雪の下に隠れてしまい、雪の白が上海の街をきれいにみせてくれています。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類