2008年02月28日

今日からパッチ不用かな。。。

 今日の上海暖かかった。天気も最高!

 これだけ快晴だと気持ちがいいのですが、オフィスと病院、さらに自宅書斎で仕事という室内での仕事の1日。

 さて、上海の冬場の生活では、まあ日本の30代の男性ならまずほとんどはかないだろうと思われるパッチが恋しくなます。大陸性の寒さには欠かせません。

 もちろん、私も毎年愛用しているのですが、今日ぐらいからパッチなくても大丈夫と思い、はきませんでした。

 上海にいると、このパッチを着なくてもよい時期になると、「ああ、春になったんだな〜」と実感し、私の中では一種の季語のようになっています。

 まださすがにタンスの中からしまってしまうのはちょっと心配ですが、足の動きが軽くなったようで、軽快です。

 明日も天気が良さそうです。朝は嫁さんも引っ張り出してきて出勤前の運動にいけそうです。

上海人民広場の今日の様子
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2008年02月27日

上海大厦の70年エレベーター

 私たちはここで2回目の結婚式をあげたのですが、リニューアルしたという話を聞き、ちょっくら上海大厦へ行ってきました。リニューアル後は5星クラスの設備になっていて、私が結婚式をしたときとは大違い。はっきりいってびっくりしました。

 上海大厦といえば、外灘の北の端に位置し、ブロードウエイ・マンションズとも言われています。もうすぐ解体修理が行われる外白渡橋のたもとに位置し、上海のシンボル的なホテルの一つです。

 その昔、日中戦争の硝煙がにおいだす1939年に、上海恒産株式会社という日本企業が経営していました。その当時の資料もこのホテルのバーに残されています。
 日本人居住者も多く、日本人にも結構馴染みがあり、ここで生まれたという日本人が毎年団体旅行でやってくるそうです。

 今で言えば、東櫻花苑やガーデンプラザなどで生まれた子供たちが、当時を懐かしく思って大人になってから訪れる人もきっといるかもしれません。

 

余計な広告が外されてすっきりしました。右は外白渡橋


 さて、さて、ここで私が一番興味があったのがエレベーター。今から70年前のOTISエレベーターが現役で動いています。といっても、ロビーから入れるわけではなく、今回は特別に見せていただきました。

 今は、従業員用となっているのですが、左右の袖に1カ所筒あり、アコーディオン式の格子出作られた入り口が歴史を物語っています。

 もちろん、中におじさんが座っていて、手動で操作されます。各階にボタンがついていて、そのボタンを押すと、おじさんがその階へエレベーターを運転しにいきます。

 入り口の格子を手動であけるハンドルがなかにあって、それをグルグルとまわすと、ドアが開きます。エレベーターの動きもなにかクラシカルで、電車でいうと釣り掛け式モーターの感じです。動きがなめらかではなく、まさたに機械式です。

エレベーターの入り口と階を示す↑と入り口のジャバラ


 さらにもっと興味深かったのが、入り口の階を示す文字盤。昔は日本でもたくさんみられましたが、時計のように↑で階を示します。また、エレベーターを呼ぶためのボタンもクラシカルで、いい味をだしています。

 70年前といえば、エレベーター自体もまだ珍しく、この上海大厦がいかに贅沢な高級マンションであったか想像がつきます。

 このエリアも現在まだ改修が行われていて、もうしばらくすると一般にも公開されるようです。

 今ではこれだけ使われているOTISのエレベーターも珍しく、メーカーの人も参観にくると聞きました。

 私たちの思い出の上海大厦、2階の喫茶店からは今ならまだ外白渡橋も見られますし、かなりお薦めですよ。(前に比べて、ずっとサービスがよくなっています。)
 結婚式の翌日に外来があったので、7時頃にホテルをすっ飛んでいったのを覚えています。

エレベーターのボタンと、上海大厦2階の喫茶店から


 上海大厦(ブロードウエイ・マンションズ)のホテル予約はこちらから。(手米味噌で恐縮ですが、なかなかお得ですよ。)
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2008年02月26日

地下鉄のBGM

 最近地下鉄で通勤していると、よく見かける光景があります。それは、携帯電話やMP3プレーヤーやポータブルゲーム機などをいじくる若者。

 これ自体は今や別に不思議ではありません。

 さすが上海と思ったのは、これら端末をイヤホンなしで楽しむ人たち。

 世紀公園を散歩していても、ラジオにイヤホンをささないで散歩している人をとく見かけますが、地下鉄の車内でもこの調子です。

 都会の事情がわからない民工さんだったら仕方がないか、とも思われますが、如何にもサラリーマンやOLと思われるような人も同じようにイヤホンなしで音楽を楽しんでいます。

 静かなクラシックならともかく、聞こえてくるのは安っぽい(失礼!)音楽。

 しかも朝の緊張した車内で。これが車内に2人、3人といたらもう雑音です。

 でも、周りの人は注意しないので、慣れっこになっているのでしょうか。

 日本ではウオークマンの音漏れが原因で喧嘩になったりしましたが、上海の地下鉄車内で悠然と音楽を聴く人たちもまたたくましい。

 ところで、朝の通勤ラッシュの静けさに、時々聞こえてくる着メロで使われているドラえもんの

 「チャラチャラ。。。。フニュウ〜フニュ〜フニュ〜」

 のメロディーもかなりがくんときてしまいます。

 総じて、中国の人たちは雑音にはかなりの抵抗力があるように思われます。というか、逆に静けさが苦手なような感じも。

 ワイワイ・ガヤガヤを好む国民性なのかもしれません。

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類