いよいよですね。いまのターミナル以上の規模のターミナルが並列して並ぶことになります。
新しいT2ターミナルでは、トランジットが非常に便利にできているそうで、国際線を利用した場合、中国では初めて荷物をターンテーブルから取った後すぐに国内線の乗り継ぎカウンターで国内線の手続きができるようになっているそうです。
上海市では、この浦東国際空港を中国国内で最もすばらしいかつ魅力的な一流空港にしたいのが目標。そのためか、香港の空港のように、待合室などにカーペットなどを多用しているそうだけど、これって広州の白雲空港で失敗していたよなあ。広州ではすぐに汚れてしまって全然実用的ではなかったです。
今後チェックインターミナルもT1とT2に分かれるので、どちらのターミナルに航空会社があるのか十分に確認しておく必要があります。計画では、東方航空はT1ターミナル、上海航空と中国国際航空、中国南方航空は新しいT2ターミナルに移るようです。
私は、その昔、関空から虹橋空港を使って日本と上海を往復していました。その当時、虹橋空港はお世辞にもきれいではなく、関空とのギャップを痛いほど感じました。
関空も第2ターミナル云々の話がありましたが、いつできるのか分からず、そうしているうちに浦東空港ができて、上海の空港はどんどん大きくなってきました。
ああ、これで日本の関空がますます小さくなっていく。。。アジアのハブ空港の夢はどこにいってしまったのか。(確かに、ハブ空港という概念自体が、いまや歴史の遺産となりつつありますが。)
でも、そのうち燃料代の値上がりや、二酸化炭素問題などで、そんなにたくさんの飛行機を必要としない時代がくるかもしれません。