2008年02月05日

自転車をどこにとめるべきか

 自転車王国のはずだった上海なのですが、最近、自動車王国になりつつあり、我々のような自転車族は結構肩身が狭い思いがします。

 その最大の理由は、上海の自動車が増えすぎて、自転車で走られるエリアが減ってきたこと。もともと上海は道路が狭いのですが、交通量の増加とともに自動車優先になってきて、走られるところがだんだんとへってきました。一方通行と自転車通行禁止にはいつも悩まされます。 

 そして、意外と不便なのは駐輪スペースがないこと。ちょっと買い物にいっても、駐車場はあっても、駐輪場がないところが多い。
 例えば、浦東陸家嘴の正大広場に買い物にいっても、駐輪するのにいつも難儀しています。(確かに、このエリアは自転車乗り入れ禁止というウワサもあるが。。。)

 地球上でもっともクリーンな乗り物である自転車。これがもっと自由に上海で乗れるようになればいいのにと思いますが、それにしても上海は狭すぎますよね。

 考えてみれば、自転車の交通ルールでいうと、日本はかなり甘い。日本でよくある歩道や歩行者天国を自転車で走るなんてことは、上海ではちょっとやりにくい。ましてや、自転車レーンを逆走するものなら、それこそ命がけです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

鉄道で帰省することは恵まれている

 今日は「小年夜」。

 なんか、順番に春節が近づいてきて、こうやって中国に生活しているとワクワクしてきますよね。中国人だったらもっとでしょう。昨日辺りから、我が家の周りでも爆竹が鳴り始めています。春を迎える喜びを感じます。

 うちの会社のスタッフも、明日帰省する人が少なくないのですが、まだ何人かはチケットが買えてないとか。無事にチケットが買えて、田舎に戻れることを願います。

 2007年のデーターですが、帰省の交通機関としてもっともよく使われるのが長距離バスで、全体の91%の輸送量を担っています。その次に、鉄道の7%、さらに航空機・船が各1%未満の割合。つまり、殆どが長距離バスで、いかに鉄道で帰省するのが難しいかがわかります。

 ちなみに、日本では鉄道が30%の輸送を担っているようです。

 逆に、鉄道が中国でこれからますます発展する可能性があるわけで、これは二酸化炭素削減の意味においてもメリットは大きい。上海鉄路局でも、2008年度から6路線の高速鉄道の建設が始まります。用地面積からいっても、鉄道は高速道路の10分の1で済むし、安全性も高い。

 春節時期、バスが谷に落ちたとか、交通事故が絶えません。長距離バスは鉄道と違って、一人の運転手が乗客全員の命を預かっているわけで、考えてみれば恐ろしいことです。

 私が、中国で敢えて鉄道を使い、バスや自動車の長距離旅行があまり好きではないのは、そこに理由があります。

 今日は、多くの人は早めに帰宅をすることでしょう。去年は、大晦日にあたる「大年夜」が休みではなかったので、今年からまた新しいスタイルの年越しが始まります。きっと、自宅で年越しを過ごす人が増えるものと思われます。

 春節は中国の家族団らんの象徴。中華民族の大切な伝統文化です。こんなときに残業なんていう会社があれば、ちょっといただけませんね。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

1日1万歩あるくために

 中国でビジネスをしている日本人で、慣れない生活環境と食生活の変化で体調を壊してしまう人が少なくありません。いや、実際かなり多いでしょう。

 体がいかれてしまったら、ビジネスどころではありません。日頃から十分に注意をしたいものです。

 私が医学を志したもう一つの理由は、少なくとも医学を少しでも知っていたら、自分の体調管理の仕組みを自分で理解できるし、病気になっても余計な気苦労をしなくてもよいから。そして、なりよりも医者に騙されないというメリットもあります。

 どうして、高校や大学で医学を勉強しないのか私は不思議です。これほど人々が必要としてかつ実用的な学問はないと思うのですが。。。

 ところで、私も健康維持と自分の1日の運動の目安を知るために、万歩計を持ち歩いています。私の基準は1万歩。もちろん、20分以上連続して歩いたのを含めて1万歩にしています。
 
 最近、その傾向をみて分かったのですが、タクシーを使わずに地下鉄と徒歩だけで生活したときは、確実に1万歩を突破します。これが、雨天などでタクシーを使っていまうと確実に1万歩は無理。それだけ、上海の街は不便でよく歩くようにできているというわけですが、1万歩にならないときは、無理矢理でも帰りに地下鉄の駅から自宅までしっかりと歩きます。

路地に入っていくのも楽しみだけど、上海の路地は立ち退きで減りました。。。


 これだけで3000歩は軽く越えますからね。

 そうしないと、あれだけ脂っこい中華料理を外で食べたら消化しきれません。そういうときは、家ではお粥と貴州の漬け物、そして梅干しで過ごします。。。

 運動不足と思う方は、しっかりと歩きましょう。移動と運動と両方を兼ねられるというにもいい。そして、なによりお金がかからない。

 私の場合、仕事や研究のアイデアは、その殆どがお風呂に入っているときと歩いているときに湧いてきます。残念ながらタクシーのときはダメです。

 そのため、リュックにはメモノートとデジカメ、ノートパソコンは欠かせません。

 これさえあれば、私はどこでも仕事しますぞ。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類