2008年02月07日

竜華寺の年越し麺+初詣→失敗!

 正月か春節のどちらかに私は竜華寺へ初詣に行っています。竜華寺は、私が昔徐家匯に住んでいた頃から通っているお寺の一つで、お寺詣は私にとって恒例のものとなりました。

 2008年は正月は奈良の三輪さん、春節は上海の竜華寺となかなか豪華な組み合わせです。

 し・か・し。。。

 元旦にお参りする竜華寺は、これまでの経験上、日本人かまあ中国人がパラパラという程度だったのですが、さすが中国人の春節!日本の三輪さんの初詣客を遙かにこえる数の参拝客でごった返していました。

 まず、お寺の入場券を買うのにも行列。とても並んでられる長さではなかったので、ダフ屋で購入。1枚につき5元程度のプラスで買えたけど、あれほどの入場券をどこから仕入れてきたのか不思議。。。ダフ屋は、束ごと入場券を売っているのです。

お賽銭を投げています


 境内には消防車も待機。参拝客がみんな手に手にあのながい中国式の線香を持っているので、危ないことこの上ない。しかも点火済みです。

 それを各々が両手に挟んでいて、お辞儀をしながらお参りするのです。

 人の波はとぎれることなく、またお寺の外は参拝者のマイカーで大渋滞。竜華寺の初詣風景もここ数年で大きく変わったものです。

 さて、竜華寺恒例の年越し麺を食べるのも、このお寺お参りの醍醐味の一つ。春節になると、お寺で肉を使っていないいわゆる「素」の麺をいただけます。日本風にいうと年越し蕎麦ならぬ年越しラーメンか。。。
 
 ところが、膨大な参拝客を前に、麺売り場は麻痺状態。食券を買うのにも数十メートルの行列に、さすがの私もリタイヤ。ラーメンを食べるエリアでは、怒鳴りあいも聞こえるほど、混乱していました。

 初詣らしいお参りもできぬまま、人波に流されて出口に到着。

写真のような年越し麺が食べられるはずが。。。(2005年撮影)


 で、出口がちょうど中国の建国と革命に貢献した人たちをお祀りする「竜華烈士陵園」と「旧刑務所跡地」なので、そちらを見学に行きました。

 春節早々、中国の近代史に触れられる有意義な初詣となりました。

追伸:竜華寺へのアクセスは、徐家匯から44番バスでもいけますが、地下鉄3号線の竜漕路駅からでも歩いていけます。こちらのほうが渋滞しなくてよいかも。

竜華烈士陵園
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

正月3日は餃子パーティー

 中国での生活の醍醐味の一つ、餃子パティー。

 今年も、親戚ばっかり16人が我が家に集合することに。

 中国北方エリア出身の親戚たちが、餃子の皮から腕を振るってくれる予定。

 事の発端は、私の「久しぶりに餃子を包んで食べたいなあ〜」という一言。それで、おなじ食べるのだったら大勢がいいと、せっっかくだから妻の親戚に電話すると、16人すぐに集りました。

手作り本格派餃子はこれで決まり!

 明日は市場にいって材料をそろえなきゃ。

あ、あと子供たちにお年玉(圧歳銭)の準備。。。。

 
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

爆竹は外でしましょう

 だいたい、昨夜の爆竹や花火をするのは上海でも商売人かまあ、たまに外国人もいるでしょうが、春節だからといって爆竹をしないところも多いわけで、うちの妻の親戚ではこれまで1度もやったことがないといいます。もちろん、私もやりません。

 上海人とはいえ、クールにみる人も多いわけで、「いい加減に静かにしろ!」と怒っていました。(笑)

 なんか、これだけ爆竹や花火を鳴らすと自分にせっかくやってきた福の神様さえも爆竹で逃げてしまいそうで。。(冗談です)

 私が結構毎年やっているのが、初一の日の出とともに家をでて、近所の様子を観察することです。

 そう、花火や爆竹の無惨に捨てられたゴミの程度をみるのに興味があるのです。これが8時を過ぎてしまうと、もうすっかりと清掃員に掃除されてしまってありません。

 

 だいたい、爆竹・花火のゴミは鳴らした人が掃除することはまずなく、真っ赤にほったらかしにしておくのが中国では普通です。

 とくに、花火の紙箱と筒はすごいですね。花火の箱が多いときは、景気がいい。なんて勝手なことを言っていますが、事実一昔前私が上海に居た頃はこれほど花火はなかった。商売繁盛しているひとが増えてきたのでしょう。

 さて、住宅地を歩いていると、頭上からも爆竹の音がしてきました。なんだろうとみていると、なんと竹竿になが〜い爆竹をぶら下げて爆竹を鳴らしているではないですか!

 寒いからといって、そこまで無精しなくても。。。 

 確かにベランダで爆竹、花火をする人が多いですが。 

 この時期、上海の街を歩くときは「頭上注意」です。頭から爆竹が落ちてくるかもしれません。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類