2008年02月23日

民工さんたちが帰ってきた

 今日は土曜日だけど、病院の方へ出勤。

 ガラガラの地下鉄2号線から、地下鉄1号線に乗り換えると、すでにたくさんの民工さん(出稼ぎ労働者)たちが乗っていました。上海駅方面からやってきたのでしょう。

 ビニールでできた袋を引きずって地下鉄に乗ってくる民工さんたちは2週間の休みを終えて、これから仕事に励むぞというエネルギーを感じさせました。

 仲間たちと談笑している姿も明るかったです。

 彼らにしてみれば、この春節から元宵節までの休みが、いってみれば年に唯一の休みなのです。これからまた上海を舞台に朝から晩まで働き続けます。

 私は、素朴でエネルギッシュな民工さんの顔をみるのが大好きです。

 民工さんは、このビニールの袋のなかに、家財道具を一切詰め込んでいて、現場に住み込みます。
 彼らにも彼なりの夢があり、それがいきいきとさせるのです。

 上海の建設現場もまたいつもの活気が戻ってきます。
 

地下鉄に積み上げられた民工さんたちの荷物


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 多くの皆様にお祝いの言葉をいただき、大変恐縮です。この場を借りて、妻共々お礼申し上げます。とはいえ、これからまたいろいろ困難もあるかと思いますが、よろしくご指導願います。 
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類