2008年03月04日

浦東新区婦幼保健院へ

 結局、まず家から一番近くにある浦東新区婦幼保健院へ朝一に行ってきました。

 もちろん、ローカル病院ですが、金橋エリアにあり、我が家から自転車で15分ほどの距離です。そこそこきれいな建物で安心しました。

 ちょっとした検査などでは使えそうですが、私からみると結構混んでいました。それでも妻曰く、浦西の産婦人科病院よりはずっと空いているそうです。

 今回の診察は、超音波や尿検査、血液検査類は妻の病院でやってあるので、とくに今回はやることが無かったのですが、風疹などのチェックをするための採血をして終わりました。

 この病院では、診察室は男子禁制なので、私は待合い室で待っていました。男性も話を聞くべきだと思うのに、妙に保守的だなあと思いつつ、そういえば外科で実習していたころ、患者さんの体毛を剃る作業は、男の患者さんに対しては男の我々医師がやっていました。女性の看護師さんはやりません。

 ところで、中国でも日本同様、出産のための費用には公的医療保険が使えません。まず自己負担となります。
 ただ、出産後に政府から補助がでます。これが興味深くて、日本の出産準備金ように一律35万円というわけでなく、妻が属する職場での収入によって値段が違います。

 例えば外資系の企業などで高給取りだったら、出産費用以上の余るほどお金が支給されて、うちのように国営病院の医師だったら、補助も微々たるモノで、自分でしっかりと足さなければなりません。結局、公的医療保険の掛け金の額によってもらえる額が変わるという仕組みで、ある意味公平なのかもしれません。

 ただ、医師である妻からすると「人民のために日頃仕事しているのに不公平だなあ」とぼやいていました。

 確かに、出稼ぎ労働者のいく産婦人科の指定病院だったら、順調だったら800元程度で出産できるところもあり、階層社会上海を肌で感じることができます。
 それぞれの階層でニーズにあったところで出産するというわけです。

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

大局を見失わないように

 今日の午後はうちのサイトの編集会議もあり、バタバタとした1日。

 夜はうちの編酋長と食事。

 その中で、中国の餃子問題について話すことがありました。
 私は、最近中国にいることが多いので、日本がどういう状態であるか分かりづらいのですが、餃子騒動が中国の食品に影響を及ぼしたことの大きさを聞きました。

 しかし、冷静に分析するうちの編酋長は、「これは「白い恋人」たちが製造年月日を偽装したからといって、北海道の食品がすべて問題ありというわけではない」という見解。

 確かにそうですよね。我々はマスコミの報道にウロウロし、餃子から農薬が出てきたから、中国製品が全部だめというような発想をもちがちだけど、今回はどう見ても人為的でかつ企業活動・企業管理の中で生じた問題。

 なのに、マスコミも含めて、中国の国の問題、すなわち「中国だから・・・」と取り違えているような傾向があるようにも思われるのです。

 そもそも、新聞やサイトが売り上げや、アクセスを稼ぐためにメディアがあおぎ、あたかも中国そのものに問題があるように取りあげ、大人げない国同士がつばぜり合いをはじめ、残念ながら冷静に対処すべき中国も日本のそうした態度に応戦してしまった。

 その結果、導かれたのが今の硬直状態。

 でも人間というのは都合がいいもので、この1年間はおそらく中国製食品の日本での売り上げはガタガタになるだろうけど、1年後には回復してしまっているかもしれません。仮に1年後ではなくても、おそらく2年後、3年後には。。。

 もっぱら頭を冷やすための硬直状態なのかもしれません。これも中国の作戦かも??

 いままでの事例をみても人間の記憶力とはそんなもんなのです。

 世論を自分が納得できるように冷静に分析すること。
 特に、世論コントロールされている中国にいる我々にとっては大切なことだとつくづく思いました。

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 今日、虹橋エリアで食べた創作?!中華料理はまずかった。店名は書かないけど、地の利だけで持っているような店。料理もなかなか来なかった。おかげで編酋長とじっくり話ができたけど。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類