2008年03月27日

豚肉を輸入し始めた中国

 今年の春、中国南方エリアでの豪雪のため、農作物や畜産業が大きなダメージを受けました。特に湖南省や江西省などのエリアでは、多数のブタが凍死し、豚肉値段の上昇に大きく関与しています。

 広州の『羊城晩報』の報道によれば、2月に広東省に輸入された豚肉は1.8万トンに達し、前年比同期の6.8倍になりました。

 中国が輸入する豚肉は主にEU産のもの。輸入量は1.4万トンに達し、前年比12倍に急増。さらに国内の豚肉が飼料の高騰などで急上昇した一方で、輸入豚肉の値段がほぼ横ばいで、今まで割高感があった外国産豚肉に一気に競争力が出てきたという背景があります。

 ただ、トウモロコシの値上がりで、輸入豚肉もじわじわと値上がりしてきいます。中国の場合、豚肉の生産周期は18ヶ月と言われており、豚肉の品薄状態はしばらくは輸入品に頼るしかありません。



 中国の食料生産事情もますますグローバルになってきました。残念ながら、自分ところで解決できなくなると、やはり海外に頼るしかありません。

 軽油不足で中国のガソリンスタンドに行列ができる昨今、食料争奪合戦がますます激しくなってきています。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類