私は朝型の生活です。
べつに「早起きは三文の徳」という意味ではまったくなく、単に夜眠たくなるので、仕事の効率が落ち、朝目覚めると脳みそがリフレッシュされて仕事がはかどるため。
朝型生活は考えてみたら奈良高校時代から。
その当時、実家は山の上にあったので、ちょうど勉強部屋から毎日朝日を拝んでいました。
今の上海は5時頃から夜が明けてきます。
真っ暗でも「あ、これから夜が明けるんだな」
と感じさせる瞬間があります。
それまで、暗闇のなかで物音なく静間に帰っていたのが、次の瞬間に小鳥たちの鳴き声が聞こえてくるのです。
英語で早起きの人のことを「early bird」といいますが、これはまさに意をついた表現だと思います。
そして、うちのマンションではなぜか朝になると
「コ、コ、コ、コケコッココー」
の鳴き声も聞こえてくる。
「誰だ!庭でニワトリを飼ってるのは。」
2008年04月27日
夜が明けてくると。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
2008年04月26日
無事に終わりますように
いよいよ26日がやってきました。
長野の聖火リレー。
朝からNHKのニュースを見ていると、中国の国旗を揚げたひとたちが、中国の国歌を歌いながら気勢をあげていました。日本にいる中国人留学生も続々と集結しているようです。
あの旗指物をみると、ふと上海で発生したあの騒動が脳裏によみがえりました。私もその当時、偶然にも路線バスに乗っていて、バスが群衆の中で動けなくなってしまいました。とにかく平穏に通り過ぎていって欲しいと願うのみ。その当時も、大学生とおぼしき若者たちが、中国の国旗を掲げて、国家を歌いながら(叫びながら)虹橋地区にある某国の領事館を目指していました。
生まれて見たことがない雰囲気と威圧感に、バスの薄い窓ガラス越しにブルブルときてしまいました。
朝のテレビから見ていると、あの静かで穏やかな長野の街が騒然としているような印象を受けました。去年行ったばっかりなので余計感じます。
ここまでくると、か聖火リレー本来の趣旨から外れてきているような気も十分にするし、集結している人たちは、この聖火リレーの目的を知っているのだろうか、と思いたくなります。
しかし、日本人と中国人の気質の違いを、日本にいる日本人の皆さんは五感をもって体験することになるでしょう。これでまた一般庶民の中国人に対する見方もまた変わることでしょう。
中国にいる我々にとっても、この26日を滞りなく終えて欲しいと願うばかりです。
長野の聖火リレー。
朝からNHKのニュースを見ていると、中国の国旗を揚げたひとたちが、中国の国歌を歌いながら気勢をあげていました。日本にいる中国人留学生も続々と集結しているようです。
あの旗指物をみると、ふと上海で発生したあの騒動が脳裏によみがえりました。私もその当時、偶然にも路線バスに乗っていて、バスが群衆の中で動けなくなってしまいました。とにかく平穏に通り過ぎていって欲しいと願うのみ。その当時も、大学生とおぼしき若者たちが、中国の国旗を掲げて、国家を歌いながら(叫びながら)虹橋地区にある某国の領事館を目指していました。
生まれて見たことがない雰囲気と威圧感に、バスの薄い窓ガラス越しにブルブルときてしまいました。
朝のテレビから見ていると、あの静かで穏やかな長野の街が騒然としているような印象を受けました。去年行ったばっかりなので余計感じます。
ここまでくると、か聖火リレー本来の趣旨から外れてきているような気も十分にするし、集結している人たちは、この聖火リレーの目的を知っているのだろうか、と思いたくなります。
しかし、日本人と中国人の気質の違いを、日本にいる日本人の皆さんは五感をもって体験することになるでしょう。これでまた一般庶民の中国人に対する見方もまた変わることでしょう。
中国にいる我々にとっても、この26日を滞りなく終えて欲しいと願うばかりです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
2008年04月25日
1角、1分も無駄にしてはならない
今日、用事があって虹橋開発区の方へ出たのですが、そこにあるローソンで、私は水を買いました。
レジはそれほど混んでいなかったのですが、私のちょうどまえに10歳前後の少年が、レジの隣にあるおでん(中国語では関東煮)とサンドイッチを買おうとしていました。
これだけならべつに普通の光景なのですが、私はその後ろでやりとりをみていました。
レジにお金を払いながら、この少年はむしゃくしゃと関東煮を食べはじめました。
そして、レジのおばちゃんに言われるまま、お金を出しました。
そうすると、4角のおつりが発生しました。まあ、よくあることです。
ところが、この少年はおつりをとろうとしません。おばさんが、少年に対して「おつりを忘れているよ」と告げると、少年から私の耳を疑うよな一言が。
「つり、いらない」
きょとんとした店員のおばちゃん。意味が分からなかったらしく、さらに「おつりを忘れているよ」と告げると、少年はいかにも見下したような態度で、
「あなたにあげる」
と言いました。
ローソンのおばちゃんは、バカにされたと思ったのか、
「はい、はい、ありがとう」
と軽くあしらいました。
そりゃたかが4角のことで、その少年にしてはなんともないことかもしれませんが、少年にそういう行為をさせたその親は、いったいどんな教育を子供にさせて来たのだろうと、私はいろいろ頭中で想像を膨らませました。
お金の額の問題ではないと思います。
大切なのは、その1角や1円、1分でも大切にしなければならないという心だと思うのです。
なんか、いまの上海の社会は、そういう今日の少年のような行為すらさせてしまう土壌もできてしまったのでしょうか。
ちょっと背筋が寒くなる瞬間でした。
レジはそれほど混んでいなかったのですが、私のちょうどまえに10歳前後の少年が、レジの隣にあるおでん(中国語では関東煮)とサンドイッチを買おうとしていました。
これだけならべつに普通の光景なのですが、私はその後ろでやりとりをみていました。
レジにお金を払いながら、この少年はむしゃくしゃと関東煮を食べはじめました。
そして、レジのおばちゃんに言われるまま、お金を出しました。
そうすると、4角のおつりが発生しました。まあ、よくあることです。
ところが、この少年はおつりをとろうとしません。おばさんが、少年に対して「おつりを忘れているよ」と告げると、少年から私の耳を疑うよな一言が。
「つり、いらない」
きょとんとした店員のおばちゃん。意味が分からなかったらしく、さらに「おつりを忘れているよ」と告げると、少年はいかにも見下したような態度で、
「あなたにあげる」
と言いました。
ローソンのおばちゃんは、バカにされたと思ったのか、
「はい、はい、ありがとう」
と軽くあしらいました。
そりゃたかが4角のことで、その少年にしてはなんともないことかもしれませんが、少年にそういう行為をさせたその親は、いったいどんな教育を子供にさせて来たのだろうと、私はいろいろ頭中で想像を膨らませました。
お金の額の問題ではないと思います。
大切なのは、その1角や1円、1分でも大切にしなければならないという心だと思うのです。
なんか、いまの上海の社会は、そういう今日の少年のような行為すらさせてしまう土壌もできてしまったのでしょうか。
ちょっと背筋が寒くなる瞬間でした。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類