2008年04月04日

豆乳は自家製が一番

 私は朝は牛乳よりむしろ豆乳を飲むようにしています。牛乳の値段が中国でどんどん値上がりしてきたのと、チーズが大好きなので、朝ぐらい乳製品はいいかな?という判断なのですが、豆乳も中国でいろいろ売られていて、選ぶのに困ります。

 今まで一番よく飲んだのが旭洋の豆乳ですが、これも今や2元前後まで値上がりしました。

 そこで、ついに豆乳を自分で作ることにしました。

 大豆は簡単に手にはいるので、豆乳を作るのは至って簡単。
 日本ではあまり見かけないのですが、豆乳をつくる専用の機械も買ってきました。

 山東省の「九陽」というブランドのもので、上海の量販店ならどこでも売られています。豆乳のほかにも、小豆や緑豆、米などを使っても作ることができます。

 

豆乳を作る機械


 作り方は簡単で、大豆を機械に放り込んで水を入れてスイッチをいれるだけでOKです。大豆を砕いたり、温めたりする工程はすべて機械がやってくれます。

 こうして作られた豆乳は、正真正銘の水と大豆でできた豆乳で、まず安心。巷で売られている如何にも水で思いっきり薄めた豆乳や、焦げた味がする豆乳などとは比較になりません。甘ったるい豆乳も失格。

 何よりも美味しいなと思ったのは、こうして作られた豆乳は非常にクリーミー。よく、舌がザラザラするような豆乳が売られていますが、あれは砕き方が十分ではないのですよね。

 砂糖も入れずに、本当にプレーンな豆乳を毎日楽しんでいます。

【データ】九陽豆漿機 JYDZ-22 値段は450元ほどでした。

なかなか旨そうでしょ?
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

物乞いの識別

 写真の物乞いは、南京東路によく出没するおじさんです。

 ここ数年、上海でも物乞いをとくによく見かけるようになった印象がありますが、もう何年も仕事を続けている「プロ」も少なくありません。もちろん、本当に生活に困っている物乞いと、金儲け(物乞いをしているほうが本職より儲かるという意味で)目的で物乞いをしている人も多数見かけます。

 確かに、上海でペットボトルを集めると1、私の経験から1瓶1角、新聞だったら500グラムで5角〜6角ぐらいになるので、これをしっかりと集めるだけでも、肉まんや野菜まん(1元前後)ぐらいは毎日ありつけます。
 そういう事情を知ってしまうと、日本人の感覚での物乞いと中国人の感覚での物乞いとはイメージが異なってきます。物乞い生活は、この広大な中国では比較的やりやすいというワケです。むしろ働いて稼ぐ方が大変だと。

 日本でも、コンビニやレストランの残飯が結構なグルメであると報道されていましたが、飽食と残飯の上海ではもっとグルメなことでしょう。

 ところで、これだけ上海にいる物乞いには偽物が少なくないわけで、その見分け方のポイントは髪の毛であると上海人に教えてもらったことがあります。
 つまり、髪の毛がきれいな物乞いは、たいていは偽物であると。確かによく観察すると、そういう物乞いも少なくありません。

 では写真のような物乞いは本物か?と友人たちに聞いてみたら、みんな「偽物」と答えます。その理由は、「靴」。裸足であることがおかしいと言います。

 上海のような街では、靴1足ぐらい手に入れることは決して難しいことではなく、裸足であること自体がおかしいと。考えてみれば、上海の道ばたでも安い靴はいくらでも売られているし、これだけ人口がおれば、靴ぐらい調達してくることが難しくないでしょう。

 ちなみに、私のマンションでも最近靴泥棒が発生し、大騒ぎになっていました。これは廊下に下駄箱を置いていたのが原因だと言われていましたが、使用済み靴でも立派な商品になるというのが結構びっくりです。世の中いろいろな商売があるものです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類