2008年04月12日

2人分の人生を1人で堪能する方法

 今日の結婚式、今まで中国で体験した結婚式の中でもトップクラスでした。

 いま上海人で多い「お金をかけた」とか「参加者が多い」とか言うのではなく、すごく心温まるいい式でした。

 新郎はイギリス人、新婦は上海人。
 イギリスからは、新郎のお母様も駆けつけ来られ、感謝の言葉がいっぱいの、結婚式本来の姿があったように思います。特に、2人の生い立ちを紹介したスライドはよかった。中国ではなかなか新郎・新婦手作りの創意工夫のある結婚式を体験するのは難しいのです。

 こうやって結婚式にいろいろ参加すると、いいお話もたくさん聞けます。

 先日、私の従兄弟の結婚式に参加したとき、従兄弟の上司がお話になったスピーチで、「2人分の人生を堪能できるのが結婚の醍醐味」というような内容がありました。

 私自身、上海人の今の妻と結婚して、自分の世界がぐっと広がったし、また妻の体験する世界を私自身も体験できるようになりました。会話からも体験できるし、実際に体験してしまうこともあります。まさに2倍以上の人生を楽しめる感じです。もちろん、たまにはイヤなことも2倍体験しないといけないけど、それを乗り越えるのも2倍の力になるので心強いです。

 特に、私たちの場合は、上海人と日本人なので、広がる世界がもっとグローバルです。問題もグローバルかもしれませんが、フィールドも大きくなったので、その分気が楽です。そして、お互いの友達も共有できるようになりました。

 今回は2週連続で結婚式が続きましたが、いつ参加してもいいものです。(紅包で財布が寂しくなりますが。。。)

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類