2008年04月20日

ゴミを拾うとタダに

 すみません。また世紀公園のネタです。

 妻にも蘇州ぐらい散歩に行かないか?と誘われているのですが、肝心の原稿が仕上がらずとてもそんな気分になれません。でも、やっと1万5千字ぐらいになり、1つの山は越えました。あと2つぐらい山を越えたら出せるかなと思っていますが、なんせ中国語なので表現に気を遣います。

 実は、世紀公園が面白い看板を掲げていました。4月19日〜20日に公園に入場して、さらにゴミ袋いっぱいゴミを拾ったら、入場券をプレゼントするというもの。

 公園管理者のこの気持ち、わたし毎日利用するものとして非常によく分かります。

 世紀公園は一般入場料10元。もちろん、私も使っているVIPのパスもあるのですが、普通来る人は10元支払わないと中に入れません。
 10元(約160円ほどか)といえば、上海で一般の昼食1食分ぐらいの値段ですが、以前は高く感じましたが最近では物価高の影響もあって、そうは思いません。

リンゴの花です。いい香りがします。


 さて、ここでせっかく入場料を払って公園に入っても、相変わらずよくないのが市民のマナー。そのトップはやはり、ゴミのポイ捨てでしょう。

 芝生とかを朝観察していても、ところどころに白いゴミが落ちています。それはティッシュであったり、お菓子の包み紙であったり。とくによく見かけるのがティッシュで、汚れやすい中国では欠かせないアイテムだけに、とにかくよく目立ちます。
 

 さらに、ピクニック気分で芝生で食事をするのはいいのですが、芝生に使い捨てビニールシートを敷いて、食事をして、さらにその後のゴミを処理せずにそのまま帰ってしまう人には、正直あきれました。

 だから、入場者に対して、一袋にゴミを集めて入場券をプレゼントというアイディアは非常によろしいと思います。

 ということを、上海人の妻に話したら、

 「甘いねえ、そうすると絶対ゴミ拾いせず、ゴミ箱からゴミを直接袋に入れて提出する人がいるよ。」と言われてしまいました。

 やっぱり中国では性悪説で望まないとダメなのかなあ。。。

 でも、こうやって入場料を支払うから、比較的ゴミがマシなのかも。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類