2008年04月26日

無事に終わりますように

 いよいよ26日がやってきました。

 長野の聖火リレー。

 朝からNHKのニュースを見ていると、中国の国旗を揚げたひとたちが、中国の国歌を歌いながら気勢をあげていました。日本にいる中国人留学生も続々と集結しているようです。

 あの旗指物をみると、ふと上海で発生したあの騒動が脳裏によみがえりました。私もその当時、偶然にも路線バスに乗っていて、バスが群衆の中で動けなくなってしまいました。とにかく平穏に通り過ぎていって欲しいと願うのみ。その当時も、大学生とおぼしき若者たちが、中国の国旗を掲げて、国家を歌いながら(叫びながら)虹橋地区にある某国の領事館を目指していました。

 生まれて見たことがない雰囲気と威圧感に、バスの薄い窓ガラス越しにブルブルときてしまいました。

 朝のテレビから見ていると、あの静かで穏やかな長野の街が騒然としているような印象を受けました。去年行ったばっかりなので余計感じます。

 ここまでくると、か聖火リレー本来の趣旨から外れてきているような気も十分にするし、集結している人たちは、この聖火リレーの目的を知っているのだろうか、と思いたくなります。

 しかし、日本人と中国人の気質の違いを、日本にいる日本人の皆さんは五感をもって体験することになるでしょう。これでまた一般庶民の中国人に対する見方もまた変わることでしょう。

 中国にいる我々にとっても、この26日を滞りなく終えて欲しいと願うばかりです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類