2008年05月07日

3万字到達!

 ついに論文が結論の段階に到着。
 トンネルの出口が完全に見えてきました。一時、どうなるかと不安でいっぱいでしたが、出口の光が見えてきて、ホットしています。

 3万字は軽く超えそう。中国語でこれだけ文章をまとめて書いたのは生まれて初めて。

 いや、嬉しい!

 といっても、これから専門家に届けて批評してもらうという作業が残っていますが。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

自家用車は一人で乗る物ではない

 私が車を運転しないからこういうことを書きたくなるのかもしれませんが、こうやって上海の天気が暑くなると、車道を我が物の顔で走る自家用車に結構腹が立ってしまうのです。なぜなら、車が発する熱が非常に暑いから。まるで、夏場にストーブを積んで走っているようです。

 上海市の市長が記者会見で興味深いことを行っていました。上海は、この10年間で道路の建設整備が進み、面積では1.2倍に増加したそうです。個人的にはもっと増えているのではと思うのですが、公式発表ではこの数字です。

 ところが、自家用車の台数はなんと5倍!

 すなわち、車の台数に対して、道路の整備が追いついていないのは確か。しかし、マイカー予備軍かもしれない自転車利用者は800万台もあるわけで、これでは渋滞が解消されるはずありません。

上海淮海中路にて


 自転車のような感覚で車を利用するとなると、当然1人で車を運転する人が多いわけで、私もラッシュ時間帯をみてみると、BMWやベンツのようなデカイ車を、一人で悠々と運転している人をよく見かけます。上海ではまだ排気量による税金の違いがないそうで、小型車を買っても、大型車を買っても支払う税金は同じで、要はガソリン代さえ負担できたらいいのです。

 しかしです。道路を歩く者からすると、デカイ車から出される排ガスと熱、とくに夏場の熱に関しては結構体に応えるものがあります。

 そこで、一時期1台の車をシェアして一緒に通勤するという現象が上海でも見られましたが、料金を払うという行為が白タクとどう違うのか?というのが問題となり、合法性についてはまだ疑問が残っているようです。

 『新民晩報』でも、この車のシェアを合法化するように提唱していましたが、それよりもまず公共の交通機関を利用できるようにし、上海市内に乗り入れる自動車の台数を減らすしか解決方法はないでしょう。

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類