まず、語弊がないように書いておきますが、あくまでも地元上海人に有名で、人気のあるパン屋です。そりゃ、ヤマザキのパンのほうがずっと美味しいという人もいるかもしれないけど、それはあくまでも好みの問題。
この店、私が上海にきた十数年前からありました。妻に聞くと、妻が子供のころからあったと言うから、20年はそこにあるのでしょう。変化の激しい徐家匯エリアで、そこまで店を存続させてきたと言うことは、すごいことです。
地下鉄4号線が開通するまでは、病院に出勤するときにパン屋で売っている野菜饅頭をよく食べました。(1.3元で、その当時では高かった!)
この店の名前は「白玉兰面包房」。
場所は徐家匯の天钥桥路。徐家匯駅から歩いていけます。ときには行列ができるほど上海人が並んでいます。
お目当ては、写真の「白脱小球」。
甘口と辛口があるのですが、売れるのは甘口の方らしいです。売り方もすごくて、ビニール袋に6個ほどパンが押し込まれています。さらに、如何にも国営店の従業員というような上海人のおばちゃんが応対します。無愛想なことこの上ない。
だけど、店はよく繁盛しています。このパンもよく売れています。
もちろん、私も買ってみました。
味はというと、そうです!まさにあの「スナックパン」。
日本にもありますよね。上海でも昔ローソンで売っていました。スティック状のスナックパンです。あの味とまるっきりおなじでした。
でもこれだけボリュームがあると、結構食べ応えがあります。
上海人は甘党だと言いますが、このパンを食べるとやはりそうだと確信します。
美味しい、マズイは別にして、こういうパンの味を昔から受け継いできて、今でも店が存続してきているということはすごいと思いました。
2008年05月09日
上海人に人気のパン屋
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類