2008年05月10日

5月20日〜21日聖火リレー

 最近、上海の地下鉄や街角では不審物のチェックや公安のパトロールが明らかに強化されています。
 今日も、中山公園駅や徐家匯駅で大きな荷物を持って改札口を通ろうとした乗客が、公安に呼び止められて、鞄の中を強制的に開けさせて検査を行っていました。

 人民広場駅のコンコースでも、昨今警察犬を多数目撃しています。路線バスに危険物を持ち込んで、火災が発生した事故以来、当局が安全にかなり神経をとがらせています。

 ちなみに、上海では5月20日〜21日に聖火リレーがあります。これに合わせて、さらにパトロールが強化されることでしょう。

 面倒なことを避けるためにも、地下鉄などでは大きな荷物をもたないようにする方が賢明かもしれません。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

上海、エコバック本格化

 いよいよ6月1日より、スーパーのビニール袋が無料でなくなります。これにあわせて、上海の各スーパーではPRもかねたエコバックを売り出したり、また一定以上の買い物をした人にはエコバックを無料で配るなどの取り組みを行っています。

 写真のエコバックは、カルフールで70元以上買い物をしたら配られる物。一応、15キロまで大丈夫なようです。もともと買い物袋に物を入れると、運ぶのに大変なので、エコバックは重宝しています。

 中国ではいまビニール袋が氾濫していて、その処理がおおきな問題になっています。上海でも、一昔前はカゴ(菜篮子)をぶら下げて市場へ買い物へ行っていたのですが、いまやスーパーが普及してきて、何でもビニール袋に入れるようになりました。

 農村にいくと、土に戻ることのできないビニールが至る所に放棄され、上海のような埋め立てにゴミ処理を頼っているところでも大きな問題です。ゴミ問題の深刻さを市民がどの程度理解しているか疑問ですが、でもこうやって政府がエコに取り組みだしている点は大いに評価できます。

エコバック


 ところで、ビニール袋といえば、上海でもドイツ系のMETOROは早い段階から袋を有料化していました。

 こういう取り組みは、さすがですね。

 ということで、6月1日以降、上海のスーパーは袋の大きさによって、0.2元〜0.5元のお金を徴収することになります。

 ケチケチの「上海オバタリアン」たちは、これからどう対応するか見物です。

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類