2008年05月11日

ヤマダ電機が上海へ来るらしい

 今日の日経に掲載されていました。ヤマダ電機、中国進出の記事の中に、上海が選ばれているとか。いや〜、上海在住の我々にとっても待ってましたという感じですね。

 上海には蘇寧や国美、永楽などの現地系の量販店がありますが、店内は相変わらず旧態依然とした販売方式で、中国のビジネス雑誌で絶賛されている割には、ぱっとしない。

 そうしたしがらみのなかで、海外勢としてがんばっているのが、徐家匯にあるBEST BUY。アメリカ系の量販店ですが、ポイント制度を導入したり、ノートパソコンやデジカメなどでも現物を手にとって見られるなど中国では珍しい取り組みをどんどん行い、今では市民に広く受け入れられています。

 私も、冷蔵庫や洗濯機、薄型テレビ、電子レンジなどなど家電の殆どはBEST BUYで購入しています。店員の対応や、配送システムも中国にしてはよく完成されていると思います。
(以前も、永楽で電機製品を買って、不良品だったので取り替えようと思ったら、大変でした。)

 2010年をめどに出店するようですが、時期的にもちょうどいいのではないのでしょうか。テレビ好きの上海人は、大きな薄型テレビが大好きだし、結婚ブームで電機製品の需要はすごいものです。

 私からの提案ですが、まず絶対地下鉄の駅付近で住宅地が多いエリアを選んでください。まかり間違っても郊外に行ってしまわないように。あえて言うなら、世紀大道駅のビルあたりに入ってくれたら嬉しい。ここは、サラリーマンが多い2号線の中でも、再開発のスピードがはやく、また我が家にも近い。この近辺は購買力がある人がおおいですよ。

 あと、ポイント制度もお願いしますね。Best Buyもやり始めていますし、さらに追加料金を払ったら3年保障というシステムもあります。

 配送システムは十分に気を遣ってください。「やくざ」みたいな業者に宅配を頼むと、物を届けられるときにもドキドキします。それだけでイメージダウン。

 店内は他社製品と比べられるように配置してください。中国の量販店は、メーカーごとに並べられていて、商品を選ぶのが大変。
 また、店員は若い人を!。上海人のおばちゃんがいるだけで、購買意欲がうしなうことがあります。。。(スミマセン)

 あと、日系メーカーのものを充実させてほしい。それだけでもかなりのウリになると思います。パソコンのパーツなどもあれば、もっといいですねえ。ちなみに、徐家匯の太平洋電脳城などでも売られているのですが、偽物が多くて、とても高いお金を払って買う気になりません。

 そして、店内は広々と配置してください。最近の上海人は格差がより進んで両極化しています。いい物はお金を出しても欲しいという人が多い。もちろん、安ければいいという人もいますが、そういう人は大型家電専門店では買い物をあまりしません。

 期待しております!!!

 というわけで、今日は徐家匯のBestBuyへ買い物に行ってきます。わたくし、家電マニアでもありまして。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

地下鉄2号線新型車両に乗車

 今日、徐家匯に行くときに、ついに地下鉄2号線の新型車両に乗車できました。

 この車両、1号線で走っている8両編成と同系列で、2号線初めての8両編成。現在、2編成が投入されています。

 たった2編成ですよ!

 ドアは5カ所あって、車体幅は3メートル。日本の一般的な地下鉄よりもまだ一回り大きい大型車。デザインは、相変わらずフランスの地下鉄に似ています。

 今回の新しい試みとして、側面に行き先表示用の電光掲示板が採用されました。ドアは、プラグ式から外吊り式に変更。構造が簡単になるし、ドアを閉めるときのバタンという音もかなり解消されています。

 しかし、ヨーロッパではプラグ式が好きですね。

 側面が平滑化し、確かに外見はかっこいいのでしょうが、あの占めるときの「バタン」という衝撃はちょっといただけない。

 むしろ、滑るようにしまってくれる方がかっこいいですね。

 車内は、ロングシートの仕切りにプラスチックのボードが使われました。
 シートの端に座ったときに、スリの心配が減ります。

 1号線の同型車ではステンレスパイプだけだったので、進歩です。また、液晶モニターが当初より設置されています。おそらく、上海の地下鉄で新車当時から液晶モニターが設置されたのは初めてです。(これまでもありましたが、すべて製造後に増設されていました。)

 シートは相変わらずプラスチック製の緑色。モケットにくらべると汚れには強いでしょうが、欠点は滑ること。加速時や減速時に足にしっかりと力を入れないと、お尻が流されます。

 さらに、4号線で採用された現在位置を表示するモニターも設置されました。

 ただ、駅間表示が距離計算されていないのか、けっこうアバウトな表示だったのが面白かったです。

 総じて、きれいな列車になって気持ちいいものです。

 これで、地下鉄2号線には3種類の列車が走ることになります。もともとある車輌に、4号線から借りてきている列車、そして今回の新型車です。

 また2号線を乗車する楽しみが増えました。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類