以前から飲食ビジネスの世界ではいろいろ話題を振りまいているロッテリアの新製品『絶品チーズバーガー』。
今回の日本滞在で、是非食べてみたい思い、大阪は戎橋筋で食べてきました。
実は、私のイメージではロッテリアというのは何か入りにくいものがありました。むしろ、バーガーといえばマクドナルドへ足が向いてしまう傾向が私の中にあったのですが、「へー、ロッテリアもやるじゃん」、とちょっとびっくりしました。
今日行った店では、店のイメージが一新していました。ファーストフードの店なのに、店内にジャズが流れています。木目調を多用した内装は、私のイメージのロッテリアと全然違いました。
そして、もっとびっくりしたのは、レジの前に行列ができている点。中高生にも人気があるようです。
私の前の人たちが買っているのをみると、ほとんどがこの『絶品チーズバーガー』がお目当てのようです。この商品の影響力の高さを改めて実感しました。
さぞかしでかいバーガーなのでは?と予想していたのですが、これが意外と小さいのです。でも、パンやハンバーガー、チーズなどの作り込みが明らかに違います。その違いを最も感じたのは、温め方です。
少なくとも、商品をトレイに載せて口にするまでの間、口の中でしっかりとアツアツを実感できる適度な温度で出てくるのです。ハンバーガーといえば、かぶりつける程度の温度にするのが常識と思いきや、ここではそうではなかった。
その熱さが、おいしさをより一層引き立ててくれます。
あえて欠点をいえば、『絶品・・・・』という名前がすこし気恥ずかしい。『絶品』という言葉は、これまでもさんざん使われてきているのだけど、これがハンバーガーとコラボするとは、ちょっとイメージしにくいのです。
いや、少なくともファーストフードという安っぽい響きから、『絶品・・・』とするのは、強烈な意外性があるのですが、それが店全体の変革につながるのなら、それでもいいのか、と納得したのであります。
でも、いまここで『絶品・・・』という言葉を使ってしまうと、次に出てくる商品は大変でしょうね。