粉ミルク騒動で、河北省石家庄市のトップがクビになったり、食品の検査部門のトップがクビになったりしているのですが、そうして官僚がクビになった人が次はどうなるのか、私も興味津々。。。
そこで、いろいろ調べてみると、興味深い例がありました。
2003年のSARSの時に北京市長だった孟学○。記者会見で、海外メディアに対して、「北京の流行はもう食い止められた」と発表したのにも関わらず、SARSの蔓延は止まらなくなり、このときは北京市長をクビになりました。
ところが、2007年に見事政界に復活。2008年には今度は山西省省長にまで駆け上りました。ところが、今度は2007年の鉱山のガス爆発事故で105人が死亡、さらに最近発生したダム崩壊事故で、再びクビになりました。
3回目はどこから復活してくるのか分かりませんが、中国の政治家は以外と政治生命も長らえられるものなのですね。
やはり、コネと○○の世界なのでしょうか。
と思って、我が日本を見てみると、自民党の麻生総裁も民主党の小沢党首も結局は政治家家系。麻生総裁なんか、吉田茂の血筋。中国もメディアでも、「日本で流行の世襲議員」と大きく報道されていました。中国人からみれば、やはり不思議なようです。
この点、中国ではあまり世襲政治家は見ません。あ、今の上海市長は著名な政治家家系でしたね。まあ、相対的に少ないようにも思えます、としておきましょう。
中国の政治体制なら、世襲政治家がもっと多いようにも思われますが、意外にも少ない。むしろ○○の親戚とかいってビジネスしている人の方が多いようにも感じます。
そうか、やはり血筋よりもコネと○○の世界か。