東方航空で長時間の移動は初めて。もちろん、まずは心の準備です。
狭いシートに浅いリクライニング、液晶テレビなどの娯楽設備は一切なし。まさに、シンプルそのもののサービスは、人によっては苦行になるかもしれません。
そういったことを前もって知っていたので、i-pod touch には大好きな音楽を詰め込み、読み物の本も数本持って搭乗しました。
しかし、エコノミーの座席間隔が狭いなあ。。。前がリクライニングすると、床に落ちたものを拾えないぐらいの狭さです。
しかも、今回の便は満席。利用者が非常に多いのです。
ざっと面々を見てみると、華人が全体の7割ぐらい、あとは西洋人です。体型のいい西洋人にとっては、東方航空のエコノミーはきつそう。
いつものように、東方航空は定刻より遅れて離陸。原因は、機材の融通がつかなかったかららしいです。だって、搭乗時刻になっても飛行機が到着していませんでしたからね。機首はA340-300の4発ジェットです。
全体にファミリーが多く、ビジネスマンもちらほらといった感じです。国慶節休み前というのも関係があるでしょう。
しかし、さすが華人の多いバンクーバーですね。言葉を聞いているだけでも、北京語・上海語・広東語・福建語・その他の方言などなどオンパレードです。
いつものように中国人の乗客の多くはさっそくトランプに興じていました。なんか、旅慣れたようです。
まあ、10時間を切るというぐらいが、長距離でいえばまあ許せる範囲かもしれません。この前、ヨーロッパへ行ったときは遠回りをしたのでトータルで26時間飛行機に乗っていました。これはなかなりきつい!!
残念だったのは、今回の飛行機はエコノミーにコンセントがなかったこと。たまに東方航空の新しい飛行機は、コンセントがあります。コンセントさえあれば、かなり仕事ができたのですが。。。
とまあ、寝たり・食べたりしているうちにバンクーバーに到着しました。朝は機内で乗務員と一緒に体操。そして、眼下に雪が載っかった山々を見ると、なかなか感動ものです。
今回の東方航空の長距離便、体験して思い出したのが夜行バスでの旅行。あれに慣れている人ならば、問題ないと思いますよ。
そして、バンクーバーについて、黄色人種の大群に目を丸くするのでした。
ちなみに、時差の関係で、こちらはまだ27日の夜21時20分です。