カナダで弁護士をしているDevidにバンクーバーの情報をいろいろもらいながら、時には街歩きも楽しんでいるのですが、ここでは華僑たちがかたくなに自分たちの生活文化を守っていることには感心します。
日本が他国の文化を取り入れて融合する文化であれば、中国の文化は他国にいってもその状態を守り続ける文化なのかもしれません。
結婚式にしてもそうで、上海でおなじみの車の飾り付けもバンクーバーで見かけましたし、恥ずかしいポーズで芸術写真というのも健在なようです。
海外の文化と融合する以前に、自分たちの華人文化を確立し、その中で完結できるようなシステムができあがっており、だからチャイナタウンのような街ができるのだろうと思いました。
一方で、食事も中国でおなじみの弁当「盒饭」が健在。
白人のDavidにきいたら、中華料理といえば、白いケース(いわゆる上海でもおなじみの弁当箱)に入った弁当ファーストフードを思い出すといっています。
値段は5ドル前後(日本円で500円ぐらい?)。ご飯+野菜3つが選べますが、それ以外にもスープがサービスされました。さすがに店は99%が中国系でしたし、英語を使わなくても北京語で大丈夫。
とまあ、中国人の多いところには中国人が固まっており、白人はほとんど見かけない一方で、その逆もありえるのがバンクーバーなのです。
2008年09月29日
かたくなに文化を守る
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類