2008年10月04日

Lake Okanagan

 カナダ旅行記の最終日。今のうちに書いておかないと忘れてしまいます。。。。
 私にとっても、このブログは大切な備忘録なのであります。

 LAKE LOUISEの壮観な眺めを後に、今度はひたすらバンクーバーに向かって走ります。湖畔のホテルでいただいた昼食もバイキングだったけど、私はもう食傷気味。なんか、日本食か中華料理しか受け付けない体になってしまいました。

 何度の書きましたが、カナダで食べる中華料理はなかなかのものです。日本の中華料理よりもよっぽど本格的で、さすが華人の多いエリアです。B.C.州エリアになると、そのレベルはさらに上がります。

 途中、VERNONのホリデーインで一泊。ここで、上海からきたツアー客が、客室トイレで隠れて喫煙していたことが発覚。罰金150ドルなそうですが、「そんなルール知るか!」みたいなことで、大論戦。「カナダなんか、二度と来るもんか」と中国語でわめいていました。

KELOWNA市の市街地 緑が美しい


 最終日は、LAKE Okanagan(オカナガン湖)へ。途中、リンゴ農家を訪問したのですが、ここでうちの師匠が、おみやげに乾燥ブルーベリーを買ったのですが、おつりにロシア紙幣が混ぜられ、また一悶着。

 カナダ人も、こちらが中国人のグループと知ってて、こんなことをするのですね。まあ、師匠も10ドル程度の買い物に、100ドル紙幣を使ったのも良くないのですが、カナダといえども、消費者を騙すことはよくあります。なんせ、自己責任の国ですから。

 LAKE Okanaganまでくだってくると、あたりの風景はまるで北海道です。いや、イギリスの湖水地方にも似ているかな。。。緑豊かな丘には、牛や羊が放されています。賞金150万ドルがかかっているOGOPOGOという怪物がいるといわれているLAKE Okanagan。現地人の伝説を、法律を作ってまで守ろうとする政府の意気込みには敬服します。
 

 お昼は、このエリアでも有名なワイナリーの一つ、ピラミッドのオブジェで有名なSUMMER HILLへ。

 観光スポットにもなっているので、大型バスが次から次とやってきます。看板をみると、中国語・韓国語・日本語の表示がすべて揃っているし、中国人従業員もばっちり。解説は、中国語になりました。(笑)

 ワインも含め、アルコール類は一切駄目(紹興酒は除く)な私なのですが、ここのアイスワインはけっこう美味しかったです。丘の周りには、葡萄畑が延々と続いており、毎年春と秋にワインフェスティバルが開かれるそうです。

 ここでは、カナディアンスタイルのバイキングを。さすがに、このワイナリーも中国人相手の経験が豊富なのか、まずはバイキングの食べ方から説明。

 サーモンは一人一切れ、鶏肉は一人1個、順番に列をつくって取りに行ってください、と解説。

 そうなんですよねえ。中国人の団体さんがくると、あっという間に食べ物が無くなってしまうし、残飯の量も半端ではない。こうして教えてあげることはいいことだと思います。

 バンクーバーに戻ったのは夕方。

 RICHMONDのホテルに着いたら、今度はバンクーバーの地元中医師のために夜の特別腎臓病中医講演会の準備。質問攻めにあり、結局ホテルに戻ったのは夜11時になっていました。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類