しかも、カルフールなど普通の上海の小売店で手にはいるのが嬉しい。
昨日、我が家では秋刀魚の塩焼きをしたのですが、3匹で8元でした。これだったら、毎日とまでは行かなくても、かなりの頻度で秋刀魚を楽しめます。
上海の中華料理では、全般的に海のものが少ないのが決定的な欠点。だから、栄養のバランスを整えるため、塩にヨウ素などを人工的(強制的)に加えているわけですが、海鮮大国日本からきている我々からすれば、淡水魚を食べるという生活はちょっといただけないものです。なにより汚染が心配ですし。
秋刀魚を焼くために買ったのが魚焼きグリル。我が家のマンションを内装するときに、松下製のものを買いました。残念ながら片面焼きですが、4〜5年前から上海で普通に売られているので、今だったもっといいものがあると思います。
日本のグリルと操作は全く同じで、なぜか日本語の説明まであります。(笑)
上海人の妻にも、秋刀魚の焼き方を教えたし、大根おろしと醤油を加えたら、立派な秋刀魚の塩焼きが完成。
上海の日本料理屋だったら、これだけで30元ぐらいするんだろうなあ、とか思いつつ、秋刀魚に箸が進むのでした。
しかし、中華料理で秋刀魚はどのように調理するのでしょうか。妻といつも議論となるのですが、「清蒸」それとも「紅焼」、「炸」。。。う〜ん、どれも当てはまらない。
カルフールの店員に聞くと、彼も知らないっていっていました。だから、秋刀魚を買うのは外国人だけだそうで、ああ、もったいないと思うのでした。
日本に戻ったら、冷凍でない新鮮な秋刀魚をいただこう。
そう、日本での食に対する「欲望」がだんだんと高くなるのでした。