これは、学会が中国全国4.4万人の20歳以上の成年を対象に調査を行った結果で、90年代が4%未満であったことから、その数が倍以上に増加しているということになります。
特に、30〜60歳での発病率が高く、その中でも30歳〜40歳男性というのが、中国の場合、最も発病率が高いそうです。おなかが出ている人が明らかに増えてきましたからね。
さらに、心配されるのが20代での糖尿病発症数が10年前の5倍、30代で2倍となっているので、これからこれらの人が中年世代となり、糖尿病による合併症の問題が深刻化してくるのは目に見えています。
察しの通り、中華料理特有の高タンパク・高脂肪の飲食と、現代社会が抱えるストレスとも関係があります。
飲食の構造を根本的に変えないといけないのでしょうが、難しいでしょう。
日本食を知っていて、料理もできる我々はある意味幸せなのかもしれません。