上海万博まで600日を切り、上海市内でも様々なキャンペーンが行われている昨今。
特に、マナー関係のキャンペーンは盛んです。その中でも私がとくに注目しているマナーキャンペーンは飲食に関わるモノです。
7000万人にのぼる観光客が、いかに気持ちよく食事ができるか?これは今の上海にとっては大きな問題です。
上海市が行っている「文明レストラン」キャンペーンは、店側でだけでなく、利用者に対しても要求されています。そして、この運動に市内600の飲食企業が賛同するということです。
例えば、レストラン側の対応としては、料理に使う油を減らす、塩・砂糖なども減らして、あっさりした料理とする。特に、あっさり料理は料理全体の30%以上にする。BGMはほどほどにし、レストランの騒音は40デシベル以下にする。。。などなどです。
まさに、我々が日頃中国の外食レストランで感じる問題点そのものですね。
一方で、客に対しても要求が出されています。例えば、禁煙エリアと喫煙エリアを分ける、食事中は大声で電話をしない、食事中は大声で騒がない、酔っぱらって狂乱しない、ペットを持ち込まない、自分のお箸でおかずをつつかない云々です。さらに、酒を飲み過ぎないというような項目もありました。
確かに、これだけの事がしっかりと守られたら気持ちいい限りです。いや、本当は守られるべきなのでしょうね。上海人も多くの人がそろそろマナーの重要性に気付き始めています。
でも、中国全国からお上りさんも含めて上海にやってくるわけですから、完全に周知徹底をすることが難しいのは確かです。
2008年11月02日
文明レストラン運動はいいことだ
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類