2008年11月09日

国際結婚は日本の少子化対策の一つ?!

 日本の厚生労働省が発表したデータで、日本人と外国人との結婚による子供の数が、大幅に増えたということです。

 それによると、2007年に日本全国で生まれた新生児の数は約110万人ほどで、前年比2829人の減少となったのですが、このうち国際結婚によって生まれた新生児は22000人ほどで、前年比714人もの増加だそうです。
 このうち、我が家のように日中カップルで生まれた子供の数は、国際結婚によって生まれた子供の約四分の一、つまり5411人にもなりました。前年比440人の増加です。

 日中カップルで生まれてくる子供の数は、年々増加していて、1987年ではたった1010人だったのに、2007年には5倍以上の5411人にも増えています。

 増加傾向は、日中間の交流が深まるにつれて、これからも続くものとみられています。

 

 全体では子供の数が減っている中、国際結婚が増えて、さらにその子供の数も増えてきている日本の現状。国際結婚が、日本の少子化対策に役立っているというのは、否定できない事実でしょう。

 それだけ、日本人の価値観も多様化してきたのだと思いますし、日本だけでは解決できない問題も増えてきた証にもなります。

 ただ、一般的な日本人にとって、中国人との結婚は正直難しいと思います。双方の家族間の理解となるともっと大変でしょう。
 日中間は文化が似ているように思えるだけに、2国間の相違が欧米人以上にはっきりとしてしまい、理解に苦しむことが多いのだと思います。

 でも、人口が減ってきている日本にとって、これから隣国の中国人との関係がますます密接になってくることは確実だと思います。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

冬支度

 NHK大河ドラマ『篤姫』がいよいよ佳境を迎えてきました。しかし、ストーリー的に仕方がないと思うのですが、だんだんと暗くなってくる『篤姫』に、最近重苦しい雰囲気を感じてしまいます。

 坂本龍馬も暗殺されてしまったし、大政奉還も終わってしまった。もうすぐ、大奥がなくなるシーンになることでしょう。
 大河ドラマの終わりが近づくと、いよいよ今年も終わるのだなあ、と実感してくるころです。

 折しも、上海は立冬以降気温がぐんと下がり、冬を感じるようになりました。

 娘が生まれてから、1週間ほどバタバタして、世紀公園に足を運ぶことがありませんでしたが、今日久しぶりに1時間ほど歩いてきました。

 木々はすっかりと色が変わり、晩秋の景色です。

 週末だからか、人工の小川には水が流されていました。それを見るだけだったら、どこの山奥に来たか?という感じですが、人工でも小川のせせらぎは心地よいものです。

いずれも世紀公園にて


 公園では、作業員が寒肥の準備をしていました。公園の冬支度も本格化です。

 肥料のニオイを感じながら、いつか私も地面に足のついた、土のある暮らしをしたいと思うのでした。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類