11月14日、上海市徐匯区の大学で、宿舎が火災に遭い、女子学生4人が亡くなりました。まずは、お悔やみ申し上げます。
私も学生時代、中国人の学生寮の上に居候していたことがありましたが、そういえば火災の避難訓練など一度もなかったなあ、と思い出します。もちろん、大学で講義を受けているときも、避難訓練らしきものは一回もありませんでした。
ご存じの通り、中国の学生寮は学部生で6人部屋が標準となっており、私が学生の頃は8人部屋もありました。一人のスペースはかなり限られており、なにかトラブルがあれば大騒動になります。在学中に上海エリアで地震があり、中国人大学生も窓から飛び降りるなど大騒動になったことを記憶しています。
中国でも一部でこうした訓練は行われているようなのですが、どうも真剣味がなく、ダラダラした訓練に「ああ、やっぱり中国だなあ」という印象をもったこともあります。
日本では、学校の避難訓練といえば、先生がストップウオッチをもって、時間をみながら抜き打ちで行われたことを記憶しています。校舎の4階からシューターをつかって滑り降りる訓練もしました。
地震が発生したら、机の下に潜り込むなど小学生や下手したら幼稚園の園児ですら知っている常識かもしれません。しかし、上海ではそうした啓発がまだまだで、非常事態が発生したらパニックになるのは目に見えています。
日頃の訓練は大切です。今回亡くなった4人の女子学生は、火事そのもので亡くなったのではなく、避難のために6階から飛び降りて命を落としました。日本だったら、ベランダ同士が繋がっていて、ベランダを通じて避難できただろうに、今回の宿舎ではそんなしくみもありませんでした。
火事の原因とも言われている熱得快という加熱器は、中国で本当によく見かけるものです。大学の宿舎だけでなく、おそらく工場の宿舎などでもよく使われている物だと思います。
ちょっとした安全意識の欠如が、惨事を引き起こしてしまいました。
土日は新聞要らない
上海の新聞各社が、読者獲得に壮絶な競争を繰り広げていますが、ちょうどこの時期は、年間購読の継続時期にあたり、我が家にも集金にやってきました。
面白いと思ったのは、今年のある新聞会社では新聞購読に2つのコースがあって、月曜日から日曜日まで毎日購読するパターンと、月曜日から金曜日までウイークデーだけ購読するパターン。値段にして1年間で100元ほど差があります。
中国の新聞は、土曜日や日曜日、さらに休日の新聞は極端に薄く、内容も殆どありません。そのため、土日は新聞要らないということなのでしょうが、私など土日こそ家でゆっくり新聞を読めるチャンスだと思っているのですが、新聞会社はそう思っていないようです。
一方で、ある新聞会社は、土曜日だけ、いつもの3倍の3元の値段を徴収するところもあります。投資情報を土曜日にどっさりど出して、付加価値を上げようというもの。
しかし、実際には金融危機の影響で株などへの関心が薄れ、土曜日に投資情報を流した作戦は、逆に新聞の売れ残りを沢山だしているようです。
ま、いつもの三倍の値段だったら、十分に利益は出ているようでしょうが。
年間購読すると、様々な景品をつける会社もあります。食用油をプレゼントしたりするのもよく見かけますね。
現在、中国ではコスト上昇で新聞業界は大変だという話を聞きました。中国では、まだ折り込み広告などの習慣はありません。日本の正月特番なんかは毎年楽しみにしていたのですが、こちらでは逆に春節時期の新聞はべらぼうに薄くなります。
面白いと思ったのは、今年のある新聞会社では新聞購読に2つのコースがあって、月曜日から日曜日まで毎日購読するパターンと、月曜日から金曜日までウイークデーだけ購読するパターン。値段にして1年間で100元ほど差があります。
中国の新聞は、土曜日や日曜日、さらに休日の新聞は極端に薄く、内容も殆どありません。そのため、土日は新聞要らないということなのでしょうが、私など土日こそ家でゆっくり新聞を読めるチャンスだと思っているのですが、新聞会社はそう思っていないようです。
一方で、ある新聞会社は、土曜日だけ、いつもの3倍の3元の値段を徴収するところもあります。投資情報を土曜日にどっさりど出して、付加価値を上げようというもの。
しかし、実際には金融危機の影響で株などへの関心が薄れ、土曜日に投資情報を流した作戦は、逆に新聞の売れ残りを沢山だしているようです。
ま、いつもの三倍の値段だったら、十分に利益は出ているようでしょうが。
年間購読すると、様々な景品をつける会社もあります。食用油をプレゼントしたりするのもよく見かけますね。
現在、中国ではコスト上昇で新聞業界は大変だという話を聞きました。中国では、まだ折り込み広告などの習慣はありません。日本の正月特番なんかは毎年楽しみにしていたのですが、こちらでは逆に春節時期の新聞はべらぼうに薄くなります。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類