運が悪いのか、それとも運転手の移り変わりが激しいのか、最近新米のドライバーに遭遇することが多いです。
中には、タクシーの運転しはじめて3日目という人もいました。
どの程度新米かというと、南浦大橋への行き方を知らないとか、中には浦東空港への行き方を知らないというドライバーもいました。乗車拒否かとも思いましたが、稼ぎどころである浦東空港へすらいけないというのは、かなり問題あります。
それも、上海では信頼のブランドのはずの「大衆タクシー」の運転手。「大衆タクシー」では、道路を覚えるための訓練はあまりしないのでしょうか?
私も「それでは、稼げないだろう?」と聞くと、案の定ずっと赤字で売り上げが上がっていないと言っていました。まだ20代半ばの若いお兄さんです。
さらに話を聞いてみると、新米ドライバーの多くは大抵崇明島出身。一応、上海市内ですが、島の中なので残念ながら隔絶された感じがしますし、小さい頃から市内を動き回っていなければ、土地勘を養うことは難しいでしょう。
新米タクシー運転手にあうと、こちらが一から道を教えなければならず、ゆっくり寝ていられません。移動時間が大切な睡眠時間となっている私にとってはつらいのですが、それよりも「道を知らない」と運転手に開き直られるのにはちょっとこまります。どんなときでもプロ意識は持って欲しいものです。
2008年11月29日
新米タクシードライバー
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類