2008年12月31日

生後2ヶ月になりました、ヒブの予防接種など

 うちの娘も、この世に誕生してきて、2ヶ月目になりました。
 
 この日、予防接種を地元の病院で受けにいきました。一つは、ポリオ(急性灰白髄炎・中国語で脊灰炎)ワクチンです。

 ご存じのように、ポリオワクチンには、経口生ポリオワクチンであるOPVと不活化ポリオワクチンIPVの2種類の方法があります。中国の場合、OPV方式が使われていて、中国語でよくOPVのことを「糖丸を食べさせる」といいますが、まさにこの経口によるワクチンのことです。

 ちなみに日本でもOPVが主流で、欧米ではIPVが多く、どちらがいいのかいろいろ説があるようですが、OPVの場合、生ワクチンでの接種のため、ワクチン関連マヒなどの問題が取り上げられていますが、これだけは病気予防の問題とも絡んできてその判断は非常に難しいです。

 そのほか、自費となりますがヘモフィルス属インフルエンザb型菌、略称ヒブ(Hib)の予防接種もしました。中国語ではb型流感嗜血杆菌结合疫苗といいます。中国の場合、この予防接種の費用が1回130元前後ですが、日本では1回で1万円前後するそうです。ワクチンは、国産と輸入品とで選択できます。国産のほうは、価格が10分の1程度で済むのですが、一般的に親は輸入ワクチンを選択することが多いようです。なぜかは、皆さんがお察しの通りです。

2ヶ月の記念写真。下は娘の上海市の予防接種証。ここに記録していきます。幼稚園や小学校にはいるときに必要です。


 実は、てっきり日本では昔から行われていたと思っていたこのヒブの予防接種ですが、なんと有償でこのワクチンが行われるようになったのは2008年から??
 世界有数の医療が進歩している国でありながら、まだこのヒブの予防接種が最近まで行われていなかったことに非常にびっくりしました。
 予防接種で確実に防ぐことのできる疾患の一つなので、中国が早くから対応していることにはさすがです。ただ、親がそのことについて知識があるかは別ですが。。。でも、これで後遺症が出たり、命を落とす子どもが少しでも減るのなら、非常に大切な判断です。

 ちなみに、これに感染すると、髄膜炎や敗血症など命に関わる場合もあり、さらに20%の確率で重い後遺症になるとも言われています。風邪のような症状だったのが、急変して命を落とす症例も少なくないのです。

 ちなみに、このヒブの正式名称には、「インフルエンザ」という言葉がはいっていますが、実はインフルエンザとは関係がありません。

 

 

 そのほか、自己責任の国、中国だけに、いろいろ参考できることがあります。

 たとえば、予防接種を受けたとき、ワクチンに添付されている正式の説明書をもらうことができます。ここには、ウイルスの用途、副作用、注意事項、ワクチンメーカーなどが中国の法律にのっとった表記法で記載されています。

 

予防接種のワクチンの箱


 また、ワクチンの箱ももらえることがあります。このワクチンを接種したことを、親にしっかりと知ってもらうためです。上海では、ローカル病院でうけたインフルエンザワクチンでも同じように対応してくれます。


ワクチンの説明書
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

いよいよ2008年も終わり

 年越し蕎麦を食べて、紅白歌合戦をみて、ゆくとしくるとしをみて。。。

 いつものように、妻と過ごした2008年の12月31日。だけど、今年はそこに一人新しいメンバーが加わって、我が家がより賑やかになりました。

 2008年の私にとっての最大の出来事は、やはり娘の誕生だったと思います。

 いまだに、そこに一人の生命がいることが、非常に不思議に感じられますが、でも実存するのですから、夢ではありません。

 今年の紅白、ミスチルのGiftが良かった。感動しました。

 そして、改めて演歌をしんみりときき、はるか祖国のことをおもうのでした。

 2009年も、みなさまにいいことがありますように。上海ではまだ2008年が1時間ほど残っていますが、まずは日本の皆様にご挨拶です。

 1年間、ありがとうございました!
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

三輪ベビーカーの魅力

 やっと私の仕事が休みになったのと、久しぶりに上海の天気がよかったので、今日は娘をベビーカーに乗せて連れ出しました。
 今までは、私との散歩では、私がだっこしていたのですが、さすがに5キロを超えるようになるとだっこして散歩するにはつらくなり、今日から三輪ベビーカーの登場です。

 中国国産なのですが、作りはかなり確りとしていて、サスペンションもOK。某有名メーカーが輸出している商品だそうです。嬉しいのは、タイヤ式なので、上海の道路に多い多少の凸凹でも振動をかなり減らせます。そして、ブレーキもついています。

 実は、このベビーカーも親戚からのお下がりなのですが、あまり使われていなかったので、新品同様です。中国のお父さん、お母さんは子どもには本当にいいものを買っていますので、一人っ子で1回だけというのは非常にもったいない。かといって、レンタルしたらいいと思うのですが、衛生的ではないと考える人が多いようです。

 三輪ベビーカーは、まず子どもを寝かした状態でも使えます。また、前輪がくるくる回らないので、安定しています。小回りが必要な場合では不便かもしれませんが、上海のように道路がまっすぐだったり、屋外で運動するときなどは、この安定性が重宝します。

 これから暖かくなってくると、活躍する場所が増えてくると思います。

 私の朝の世紀公園での運動にも、連れ出せるのでは?と期待しています。

しかし、すぐに寝てしまいました
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類