2008年12月09日

やっと食品添加物の規制に力を入れはじめた

 12月10日から、中国全国で、食品添加物や非合法な非食品用物質の一斉取り締まりがはじまります。やっとはじまったか、みたいな感じですね。

 上海の巷を見ていても信じられない色をしているお菓子とか「小吃」、飲料水がまだまだあふれています。また、これらが体に悪いと言うことを知りつつも、子供に買い与えている親や祖父母の姿もよく見かけます。

 上海市では、食品添加物の過度の使用、違法食品添加物の使用、品質に問題のある食品添加物の使用と3つの事項に関して、これから4ヶ月にわたって集中的に取り締まると言うことです。

 食品の中では、肉製品・乳製品・タンパク質の含有量が多い食品、醸造された食品を重点的にチェックするということは、これら食品に問題が多いということになります。

 また、問題食品が沢山製造される可能性が高く、隠蔽性が高まる10人未満の小さい工場に関しても取り締まるそうですが、是非我々上海在住者のためにも当局の活躍を期待します。

 あえて言うなら、乱立するデリバリー系の弁当屋もどうにかして欲しいですね。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

出勤前に買い物

 我が家の向かいにある聯洋カルフールですが、ついに朝7時半からOPENしました。閉店時間は相変わらず夜10:00です。

 上海に来た当時、大型スーパやさらに百貨店までもが夜22:00まで営業していることに衝撃を受けました。夕食後に買い物に行けるというのは、奈良県に住んでいる私にとっては、非常にカルチャーショックでした。そして、今回のように朝も早くなってきていることは、朝型の私にとっては非常に嬉しいこと。

 私は、上海ではあのレジの大行列が嫌いで、あまり買い物に行きたくないのですが、子供が出来たらそうも言ってられません。

 カルフールが朝7時半から営業していると、一般の人よりかなり時間をずらすことができます。それこそ、出勤前に買い物を済ませることも可能です。
 
 確かに、日本ではいまや24時間営業しているスーパーも増えてきていますが、そこまでする必要もないと思います。ただ、朝型の人間が朝の時間を有効に使えるようにすることも、ビジネスチャンスかもしれません。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

広東語も衰退しつつある??

 上海における上海語も、残念ながら日常会話で使われる場所が減りつつあります。急増する外来人口、さらにそうした外来人口と結婚する上海人の増加で、家庭でも普通語を使うチャンスが増えてきました。

 学校でも普通語で授業するため、上海語を聞き取れてもしゃべられない子供たちが増えてきているのです。

 同じような現象が、広東省でも発生しているとのことです。『羊城晩報』の報道によると、今まで無意識のうちに子供たちがマスターしていた広東語なのに、今では10年、20年と広州に生活しても広東語をしゃべられない子供たちが続出しているのだそうです。

 嶺南文化を形成している広東語圏にとって、広東語人口が減ってきているのは、ゆゆしき事態です。でも、それも時代の流れかもしれません。

 以前は、地元の人が売っていた市場の野菜も、出稼ぎ労働者たちに変わりつつあります。野菜を購入するのにも、広東語ではなく、普通語でしゃべらないといけません。

 上海では、かなり前から市場で上海語が聞かれなくなりました。私が上海に来た当初、上海語が分からないことがかなりコンプレックスになりましたが、今ではその心配はほとんどありません。そりゃ、うちの妻の親戚となると、みんな地元上海人なので、上海語が大切ですが、それでも北方人と結婚した人などは、家庭では普通語を使っています。

 上海語などと比べると、広東語は難しいように感じます。その分、外から来た人にとっての学習は難しいのでしょう。
 一方で、バンクーバーにいったとき、普通語は確かに通じましたが、広東語がすごく幅をきかしていたのには、驚きました。華人と海外で商売をするのなら、広東語は大切だなあとも感じます。

 交通機関の発達と、都市化で、中国各地の方言が急速に変化しつつあります。上海語でも普通語の影響をうける言葉が、断然増えてきました。

 これも時代のながれでしょうが、それでも広東人が広東語を勉強するために塾に通うようになれば、ちょっとやばいですよね。昔、上海のシャオチエたちが、広東語の歌を歌って自慢していたのが懐かしい。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類