朝夕のラッシュ時に、地下鉄1号線、2号線をよく利用する私にとって、ラッシュをいかに防ぐかというのが、最大の命題です。これだけで、1日の過ごし方もかなり違ってきます。
でも、浦東の郊外でもある上海科技館から市の中心部へ向かう私にとっては、その逆よりも幾分都合がいいのも確かです。
地下鉄2号線には、最近8両編成の列車が増えてきました。さらに、駅にある液晶テレビには、列車の両数についての案内があるので、6両であるか、8両であるかは一目瞭然です。
まず、ラッシュ時には6両編成には乗らないことです。8両と6両の差は大きいです。
また、8両編成ではかならず一番後ろの車両をねらいます。もちろん、一番前もすいていることが多いのですが、これはすこし安全面で危険なのでパスします。
実は、上海の地下鉄駅はほぼ100%ホームの真ん中ぐらいにエスカレーターや階段があるので、ホームの真ん中に人が集中しやすいのです。
よって、まずホームの一番端、すなわち後ろの位置まで歩いて行くようにします。
するととうでしょう。真ん中がぎゅうぎゅう詰めでも、後ろではゆったりと立つことできますし、坐ることもできることがあります。
人民広場から徐家匯方面へ行くときも、ポイントがあります。
8両編成をねらうのはもちろんですが、上海駅始発の列車に乗ることです。現在、1号線には上海駅発の列車と、富錦路駅発の2系統の列車がありますが、後者は非常に混雑するのに、前者はガラガラです。ラッシュ時でもそうですので、1台遅らせるだけで天国と地獄の差です。
ちょっとした工夫で、上海のラッシュ時はかなり快適になります。
もっと望ましいのは、通勤時間をずらすことです。朝なら7時半以前、夜なら7時以降に地下鉄に乗るだけで、かなり混雑が違います。
上海は恐ろしく一気に通勤が集中する都市なのです。
2008年12月12日
前か後ろがねらい目です
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類