北京式にしろ、四川式にしろ、中華火鍋には中華料理ならではの楽しみ方があります。
しかし、食べ過ぎはやはりよくありません。中華火鍋のカロリーは、これまたすごいのです。
四川料理でお馴染みの真っ赤っかの麻辣鍋の場合、一人分の鍋に含まれる脂肪分はなんと200グラム!ご飯に換算すると、お茶碗3杯分のカロリーに相当します。そりゃ、油でベトベトですからねえ。
さらに、そうした鍋に野菜をいれると、野菜が油を吸収するので、約100グラムの葉物の野菜に吸収される油の量は約10グラムにもなります。
確かに、中華火鍋では野菜が沢山摂取できますが、同様に油もしっかりと摂取してしまうというわけです。中華火鍋の野菜の食べ方も、コツが要りそうです。
さらに注意したいのが、鍋のタレの問題。ゴマペースト(芝麻醤)、魚介類をベースに調理された沙茶醤は、小さじ2杯(約20グラム相当)で、お茶碗1杯分のご飯に相当するカロリーがあるとのことです。
よって、タレも出来る限りポン酢のようなあっさりしたものにして、ネギや香菜をいれて風味を出すのが望ましいわけですね。
そういう意味では、日本式の鍋料理はかなりヘルシーということになります。