2008年12月20日

住宅内装ブログ復活します

 システムの変更にともない、上海エクスプローラーの初期のブログが見づらくなってしまっているため、私が昔書いた内装ブログが文字化けしてしまいました。ただ、結構多くの方に見ていただいおりましたので、「我が愛しの上海へ」に新たに住宅内装のカテゴリーを作り、リバイバルいたします。

 実は、私も遠くない将来にまた上海でマンション内装をする可能性が出てきましたので、復習もかねてご紹介します。あれから4年がたちました。

 新しく変わったことがありましたら、ぜひぜひ掲示板にお知らせください。
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2004年12月7日

 閑静な住宅街に成長した聯洋社区。
 上海の世紀公園の隣にマンションを買ってはや1年が経過し、やっと待望の「鍵」が手に入りました。私も上海に10年住んでおりますが、外国人でも住宅ローンが組め、法制度も整いつつあり、以前と比べるとマンションの購入は非常に楽になりました。

2004年の浦東聯洋社区エリア この当時、親指広場もありませんでした。聯洋社区の入り口にはゲートもありました。


 しかし一方で、中国では内装済みのマンションはまだ少なく、スケルトンが殆ど。つまり「鍵」をもらっても、部屋についているのは簡単な便器とシンクだけで、とても住むことができません。

 従って「装修」とよばれる内装工事を自分で行います。「上海マンション内装よろず情報室」では、これから上海で内装工事を行う皆さんの参考になればと思っています。工事とほぼ同時進行で記事を更新していきますので、もしトラブル等に巻き込まれて内装工事が中止になったら、このコーナーも中止になります。あらかじめご了承ください。

【今ふりかえると。。。】
 その当時、上海の不動産はまだバブル前でしたが、しかし法制度が不十分で、最後の契約までドギマギでした。まだ、妻とも結婚していませんでしたし、中国人の弁護士の親友たちの力をかりながら奮闘するのでした。
 もちろん、内装始める前も不安でいっぱいでした。自分の周りで内装しているひともほとんどいないし、情報も限られていました。
 結局内装はもちろん順調に成功し、このブログも無事に完成までたどりつきました。

 最後まで待ってられないという方は、内装工事を終えてからダイジェストをご覧ください。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

何となくいい思いがしないこの公共広告

 上海地下鉄には、私の記憶では2000年ぐらいから車内に液晶ディスプレを設置して、様々な広告を流しています。その当時、液晶ディスプレは高嶺の花で、サムスンがスポンサーになっているのだろうけど、よくぞ各車両に設置できたものだと感心したものです。

 それはともかく、最近、地下鉄1号線では「妊婦さんに席を譲ろう」キャンペーンのようなフラッシュで作られたアニメが流れています。もう12月なのに、なぜか「十月妈咪」なのですが、これがちょっと興味深い、というか私はなんとなくいい思いがしないのです。

 内容は、若いお母さんの妊娠が分かって、そしてバスや電車を利用するワケなのですが、その描き方は、妊婦さんをVIP待遇のように扱い、旦那さんが「そこのけ、そこのけ、お馬が通る」のように演出するといった構成です。
 もし、無視して坐っている人がいたら、旦那さんがビーム攻撃をしたり、バーゲンセールに行くものなら、優先的に買い物が出来るように旦那さんが周りの客をのけたり、山のような荷物を付き添いの人に持たせたり、なにか特権であるかのような扱い方で描かれた内容です。

 実は、このフラッシュアニメをパット見たときに、何を言おうとしているのか私はすぐに反応できませんでした。妊婦さんを見たときに、席を譲るという行為は、もちろん大切なことです。
 でも、このアニメのなかのように、他人に言われてとか、強制的に排除してとか、そういった能動的なものではなく、自然と自発的にできるようになるのが理想だと思うのです。

 そうでなければ、席を譲ってもらった妊婦さんも、とても心おだやかに坐ることはできないと思うのです。

 どうも、こういった勧善懲悪的な表現方法は、見ている物からしてもどうも気持ちよくありません。

 おそらく、この作者は、周りに妊婦さんがいなかったり、まだ子どもを出産した経験がない若いエンジニアが、思いつくままにストーリーを書いたのでしょう。

 私だったら、むしろ、みんなが自然に座席を譲っている、上海のそうした現実の情景を映像化したほうが、よっぽど効果的だと思います。

 さすがに、このフラッシュアニメのキャラクターのような妊婦さんはまあいないと思いますよ。誇張しすぎです。

 公共広告は、見ている人にぱっと気付かせることが大切だと思います。そういう意味では、日本の公共広告機構が作っているCMは良くできているなあ、と思いました。

 こういうところへの予算のかけ方が違うのでしょうね。

 皆さんも地下鉄1号線に乗られた際は、ぜひいちど覗いてみてください。

 しかし、液晶ディスプレというのは、使っているうちに劣化がどんどん激しくなるものなのですね。いい参考になっています。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

ミルクを飲むときに見せる娘の笑み

 今月の私は、ちょっと反省です。

 連日のように、夜に忘年会や会合があり、家で満足に食事ができていません。外食ばかりのときは、何となく体調も思わしくなくないのですが、その原因として、娘の顔をしっかりと見てあげることができないのもあります。

 今日は土曜日で、珍しく予定もなく、1日娘と付き添うことができました。

 最近の発見としては、ミルクを飲むときや、「鼻くそ」をピンセットでつまみ出してあげたりすると、すごく笑うのです。

 今日も、ほ乳瓶からミルクをあげようとすると、満面の笑みを浮かべます。妻の話では、先日「鼻くそ」の固まりを取り除いてあげると、妻の目を見ながら笑うのだそうです。

 表情の変化が楽しいです。イヤなことがあっても、忘れてしまいます。

 そういえば、ベジタベの工藤さんの水耕栽培キットに植えたマスタードも、元気に成長してきています。ちなみに1週間ほどまえまでは、こんな感じでした。

 家の中に、こうして生命の息吹があるのは、とくになにかと殺風景になりがちな冬場は嬉しい物です。

 話が変わりますが、最近うちの職場でも社員がお腹にくるウイルス性の胃腸炎にかかる人が増えています。なんと嘔吐と下痢で入院した社員もいます。私も社員に食事前の手洗いをしっかりとするように注意しました。意外としていない人が多いのです。また、無理をしないことも大切です。

 中医クリニックのほうでも、感冒予防のための生薬処方を求められる方が増えてきました。また、もうすぐ冬至を控え、いま「陰気」がもっとも盛んになる時です。来週は冷え込みそうですから、風邪には十分気をつけたいところです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類