最近、上海の巷で、兵役にいく若者たちの姿をよく見かけます。
この写真は、朝7時ぐらいに浦東の浦東展覧中心で撮ったものです。
これから兵役にいく若者たちの胸には、赤い花が付けられていました。沢山の家族たちが見送っています。
中国での兵役は2年ほどだそうです。もともとは、アメリカや韓国のように強制だったらしいですが、人口がおおいため、今では殆ど志願者が行くそうです。
職場によっても、兵役にいくことを奨励するところもあるという話を聞いたことがありますが、兵役期間中や、退役後も十分な待遇が保障されているとか。
一方、うちのマンションのガードマンなどにも、退役した人たちが就職しています。タクシーの運転手などにも少なくないです。こうした職業は、国が保障してくれます。つまり、兵役につけば、まず仕事にあぶれることはないということです。
兵役というものは、我々日本人にとっては非常に馴染みの薄いものになりました。しかし、お隣の韓国では、兵役がいまも確りと残っています。中国でも一応そうです。
もちろん、戦争は反対ですが、「国を守る」という意識は、そういったところからも育まれるのかもしれません。そして、中国で生活していると、人民解放軍という存在の大きさを感じずにはいられません。
(リバイバル)あっというまに壁が叩き壊されました
2004年12月7日〜10日
内装工事といえば、内装業者を思い出すのが当然ですが、中国では意外にもそうではありません。内装業者にことごとく任してしまうことを「全包」といいますが、これでは業者の言いなりになるし、コストもかかりすぎ。しかも材料費などからも「諸経費」が取られてしまいます。
そこで私は釘一つから材料を施主が全部準備し、工賃だけを大工に払う「清包」と呼ばれる方式に決定。予算は上海の内装費の標準である10万元以下(約130万円)を目標に、どこまでいけるかチャレンジすることにしました。もちろん和室付+掘りごたつ付きで、極力日本式にすること。挫折したらごめんなさい…。
いろいろ探した結果、設計士は日本に行ったことのある台湾人の親友にこちらのコンセプトを伝え、施工用図面をお願いし、大工は片端から上海人の友達に聞き倒して、実績のある大工を探し出しました。
大工を中国語では「木工」と呼んでいます。
大工を決める目安は、なんといっても実際にやっている現場を見に行って決めるのが一番です。一般的には浙江省出身の出かせぎの人が多いようです。余談ですが、上海のタクシー運転手に、元大工出身という人が結構います。材料を買いにいくときなどいろいろアドバイスをしてもらいました。
さて、大工は内装工事中、その部屋に住み込んで仕事をします。いってみればその部屋の最初の住人になるわけで、大工はしっかりと選びたいものです。大工がここで生活を始めるまでに、まずガスを通しておいて、自炊ができるようにしてあげます。
浦東は天然ガスで、ガスはガス会社の受付へ出向いて申請後2,3日でメーターをつけに係員がやってきました。水は最初から蛇口がひとつあり、簡単な便器も取り付けられているので、一応必要最小限の生活はできるようになりました。
大工が決まれば、彼らは生活用具をもって引っ越してきます。我が家を担当する大工は2人で浙江省出身。親戚どうしだそうです。棟梁の郭さんは非常に温厚で、いろいろ相談にのってくれそうです。私の場合は、契約もすべて大工と直接行いました。もちろん自作の契約書です。
部屋が13階にあるので、エレベーターに入らない材料を誰が運ぶのか、どこまでの作業を大工に任せるのか、しっかりと契約書に書いておきます。我が家は上海のマンションの中では面積も小さく100平米程度の2LDKなので、工事期間は約1ヶ月、さらに材料運搬費、木工以外にも電気工事・塗装工事込みでお願いすることにしました。
まず最初の仕事は不要な壁を壊すところから始まります。そして平行して木材を買いに材木市場へ走ります。
【今ふりかえると。。。】
この大工さん、実は妻から紹介してもらいました。まあ、この当時はまだ結婚していませんでしたが、ガールフレンドとしていろいろと親交がありました。後日、結婚したことをこの大工さんに報告すると、びっくり仰天なんてことも。。(そうなんかなあ〜)
最近では、大手ホームセンターが様々な内装サービスをするようになり、昔と比べるとかなり便利になっています。ただ、コストもそれにともなって上昇してしまったようです。
内装工事といえば、内装業者を思い出すのが当然ですが、中国では意外にもそうではありません。内装業者にことごとく任してしまうことを「全包」といいますが、これでは業者の言いなりになるし、コストもかかりすぎ。しかも材料費などからも「諸経費」が取られてしまいます。
そこで私は釘一つから材料を施主が全部準備し、工賃だけを大工に払う「清包」と呼ばれる方式に決定。予算は上海の内装費の標準である10万元以下(約130万円)を目標に、どこまでいけるかチャレンジすることにしました。もちろん和室付+掘りごたつ付きで、極力日本式にすること。挫折したらごめんなさい…。
いろいろ探した結果、設計士は日本に行ったことのある台湾人の親友にこちらのコンセプトを伝え、施工用図面をお願いし、大工は片端から上海人の友達に聞き倒して、実績のある大工を探し出しました。
大工を中国語では「木工」と呼んでいます。
大工を決める目安は、なんといっても実際にやっている現場を見に行って決めるのが一番です。一般的には浙江省出身の出かせぎの人が多いようです。余談ですが、上海のタクシー運転手に、元大工出身という人が結構います。材料を買いにいくときなどいろいろアドバイスをしてもらいました。
さて、大工は内装工事中、その部屋に住み込んで仕事をします。いってみればその部屋の最初の住人になるわけで、大工はしっかりと選びたいものです。大工がここで生活を始めるまでに、まずガスを通しておいて、自炊ができるようにしてあげます。
浦東は天然ガスで、ガスはガス会社の受付へ出向いて申請後2,3日でメーターをつけに係員がやってきました。水は最初から蛇口がひとつあり、簡単な便器も取り付けられているので、一応必要最小限の生活はできるようになりました。
大工が決まれば、彼らは生活用具をもって引っ越してきます。我が家を担当する大工は2人で浙江省出身。親戚どうしだそうです。棟梁の郭さんは非常に温厚で、いろいろ相談にのってくれそうです。私の場合は、契約もすべて大工と直接行いました。もちろん自作の契約書です。
部屋が13階にあるので、エレベーターに入らない材料を誰が運ぶのか、どこまでの作業を大工に任せるのか、しっかりと契約書に書いておきます。我が家は上海のマンションの中では面積も小さく100平米程度の2LDKなので、工事期間は約1ヶ月、さらに材料運搬費、木工以外にも電気工事・塗装工事込みでお願いすることにしました。
まず最初の仕事は不要な壁を壊すところから始まります。そして平行して木材を買いに材木市場へ走ります。
【今ふりかえると。。。】
この大工さん、実は妻から紹介してもらいました。まあ、この当時はまだ結婚していませんでしたが、ガールフレンドとしていろいろと親交がありました。後日、結婚したことをこの大工さんに報告すると、びっくり仰天なんてことも。。(そうなんかなあ〜)
最近では、大手ホームセンターが様々な内装サービスをするようになり、昔と比べるとかなり便利になっています。ただ、コストもそれにともなって上昇してしまったようです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類