2005年1月20日
和室の畳や障子、襖も無事に運ばれてきました。丁寧に梱包されて、作業をしている職人さん(上海人)も汚してはいけないので極めて慎重に仕事をしていました。久しぶりに上海人の業者が登場しました。
さて、台所がやっと様になってきました。とても資金的にシステムキッチンが買えなかったので、私はすべてオリジナルの台所です。カウンターや吊戸棚は大工に作ってもらい、人工大理石のトップと戸棚の扉は業者に発注しました。ガス台とシンクの値段を除くと、3万円ぐらいで写真のような台所ができました。とりあえずシステムキッチンもどきの完成です。
ガス台はメーカー(松下)が無料で取り付けに来てくれました。ガス台までのガス管は以前はゴムを使っていた時代もあったようですが、いまの上海では金属パイプを使うことになっています。ゴムを使うと、劣化してガスが漏れ出す危険性があるからです。換気扇も無料で取り付けてくれるそうですが、これは簡単なので自分で取り付けました。
今まで私の住んでいる上海のマンションでは、料理をするときにカウンターが低すぎてつらかったのですが、これで悩みも解消です。
台所や浴室の天井は上部にさまざまな配管が走るので、吊天井です。この吊天井も市場にいって探してきました。天井は白色にまとめて、ダウンライトを埋め込むことにしました。吊天井の取り付けも、材料費のなかに含まれています。
【いま振り返ってみると】
このとき、外で借りていた賃貸マンションのガス管がなんとゴムだったので、大家を呼んできて強制的に交換させました。ガス中毒では毎年上海で多くの方が命を落としているので、とくに注意したつもりです。
中国では基本的に設備の取り付け費用というのは別途とられることはありませんでした。材料費の中に含まれていることがほとんどのようです。
posted by 藤田 康介 at 00:00|
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