北京市で鳥インフルエンザによる死者が出て、上海市でも鳥インフルエンザ対策に力を入れ始めています。SARSで苦い経験をしているだけに、これからが正念場かと思われます。
私も、2003年のSARS発生当時は、医学部の大学院にいました。日本から研修に来ていたドクターたちと一緒にいましたが、日本人医師たちも研修を早期に切り上げて帰国しました。上海の街全体が異様な雰囲気になってきたことを鮮明に覚えています。
なんせ、タクシーの運転手までもがしっかりとマスクをしていたぐらいで、咳を「コホン」とするものなら、たちまち白い眼で見られました。
大学側では、大学宿舎の消毒やマスク、さらに予防用の生薬の配布など、考えられる様々な対策が行われました。ただ、当時はこうしたユーザーから発信するブログなどもあまり広まっておらず、さまざまな情報が錯綜して、非常に困ったことも記憶しています。とくに、企業サイドでは、危機管理の手腕が試されており、中国居残りの駐在員の皆様は、奔走されていました。ただ、予防における中医学の生薬や、インフルエンザ治療時おける生薬は一定の評価を受けており、正しい服用をお薦めします。あの、タミフルでさえ、生薬「八角」の中の有効成分の一つだったぐらいです。あまり知られていませんが、あのSARSの時、中医学もかなり活躍したのです。
今年、仮に鳥インフルエンザが大流行しても、情報面に関してはかなり中国政府の対応も変わってくるはずです。いや、インターネットユーザーがこれだけ増えれば、もう理知的なならざるおえないと思うのです。
ところで、上海市衛生局も市内の各医療機関に対してインフルエンザ対策を強化するように対策を出しています。とくに、私が診察を行っている中医クリニック程度の規模の診療所では、原則的に高熱の患者を診察することは許されません。
必ず、発熱外来のある2級病院以上の病院に移送しなければならない規定になっています。また、インフルエンザの疑いのある患者へ対しては衛生局に対して登録しなければなりません。
そのほか、幼稚園や託児所では上海市内各区の衛生監督所が衛生検査に入っているようです。今後、欠席した園児の登録調査も強化されると言うことです。
一方で、外から上海市内に入ってくるニワトリやアヒルなど家禽類の検疫検査が強化されています。上海動物園、上海野生動物園の動物の状態のほかにも、崇明島など渡り鳥が多く飛来するエリアの観測も強化されています。
ただ、やはり問題となっているのは1日5万羽という路上で無許可取引されているという活きた家禽類の問題。これは市政府の検疫範囲に入っていないことが多いのです。
さらに、中国人の間には、いまだに活きた鶏ではないと新鮮で美味しくないという発想があり、少しでも安く手に入れるために、路上で買う人が少なくないのです。このあたりの意識改革は必要です。市政府も市場の監督のあり方を検討しているとのことです。
寒い日は鍋焼きうどんでも
今日の上海は、本当に冷えます。
スーパーへ食材を買いに行きましたが、外に出たら、冷たい風で顔が切れそうです。
こんな日は、暖かい鍋焼きうどんでも。
上海人の私の妻も、いつの間にか日本の「ダシ」の味がすっかりとお気に入りに。北海道からの昆布と、日本から持ち込んだ鰹節をつかってしっかりとダシをとり、みりんとお酒、醤油で味を調えて結構本格的な鍋焼きうどんができました。
こういう天気の時は、体がぬくもります。ダシのいい香りです。
週末は、すこしでも時間を見つけて娘の世話。
娘の表現力がまた豊かになっています。最近は、かなり声に高低がでるようにもなりました。こちらの目をじっとみて声をあげるのです。
そして、何よりも笑いが増えました。さまざまな動作をこちらがすると、笑って反応してくれます。
毎日、確実に成長しています。
スーパーへ食材を買いに行きましたが、外に出たら、冷たい風で顔が切れそうです。
こんな日は、暖かい鍋焼きうどんでも。
上海人の私の妻も、いつの間にか日本の「ダシ」の味がすっかりとお気に入りに。北海道からの昆布と、日本から持ち込んだ鰹節をつかってしっかりとダシをとり、みりんとお酒、醤油で味を調えて結構本格的な鍋焼きうどんができました。
こういう天気の時は、体がぬくもります。ダシのいい香りです。
週末は、すこしでも時間を見つけて娘の世話。
娘の表現力がまた豊かになっています。最近は、かなり声に高低がでるようにもなりました。こちらの目をじっとみて声をあげるのです。
そして、何よりも笑いが増えました。さまざまな動作をこちらがすると、笑って反応してくれます。
毎日、確実に成長しています。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類