ここ数日間、夜のタクシーが殆どつかまりません。
これほど空車のタクシーが走っていない上海は、本当に久しぶりです。
上海のタクシー運転手は100%上海人ですので、田舎に帰ったと言うことは考えにくいです。だとすると、一番可能性が高いのは、「年夜飯」と呼ばれる忘年会の影響でしょう。
とくに熾烈な争いとなっているのが8時半〜9時半にかけての、いわゆる忘年会帰りの時間帯。道路をみても、忘年会のおみやげを両手に抱えたタクシーまちの人たちがあちこちに出現しています。争奪戦になっているところも。客が降りるものなら、バーと四方八方からみんな走ってきて、取り合いになるのです。
確かに、景気は良くないとは言われますが、中国ではこの時期に、「年夜飯」を食べるのが大切な習慣になっているので、値段はともかく、外食産業はどこも盛況になります。でも、ご飯を食べた後はタクシーで自宅に直行したいという気持ちもよく分かります。時間が遅いですしね。
我が家の最寄り駅の上海科技館前でもタクシー待ちのものすごい行列ができていて、待つよりも歩いて帰った方がよっぽど理知的です。
というわけで、ここ数日は時間がかかるものの、しっかりと歩いています。最近、オフィスやクリニックで閉じこもりがちな生活が続いていたので、いい運動と思って毎日2キロの自宅と駅までの道のりを歩いています。
自転車は?と聞かれそうですが、実はパンクしてしまい、しかもここ数日帰宅時間がずっと夜10時をすぎていたので、修理することが出来ていませんでした。
ハイ、今日やっと修理終えたので月曜日から復活です。
2009年01月17日
上海、夜のタクシーは絶望的
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
(リバイバル)オリジナル掘りごたつにチャレンジ
2004年12月24日
畳に掘りごたつというのは日本人にとってはぜひ欲しいアイテムの一つ。しかし中国のマンションではなかなか実現が難しいのでは?とお考えの方も多いはず。そんな皆さんにご参考になればと思い、私の経験をご紹介しましょう。
まず、畳にしろ、障子、襖、柱などすべて上海で無理なく購入できます。大手のホームセンターに行けば、モデルも展示してありますので、かなり参考になると思います。最近、留学帰りに上海人を中心に和室を作る人が多いとかで、結構需要があるようです。コストは若干かかりますが、それらしきものは出来るようになりました。
私の場合は、掘りこたつも作りたかったので、まず木材を使って和室の床を土間から40センチ上げました。40センチあれば座ることができなす。これで中間を刳りぬけば、理論上はこたつが完成します。しかし、土間から40センチあがるということは、リビングなど他の部屋からも40センチ上がることなので、私は和室の入り口にステップを1段作りました。
では、真ん中に入れるテーブルはどうしたものか、いろいろ考えました。もちろん昇降式の既製品のテーブルが売っていますが、これではあまりにも面白みが無いので、DIYで大工さんと知恵を絞りました。それが長方形の机案です。即ち、正方形ではテーブルを出して掘りこたつの上にテーブルを置くのは至難の業ですが、長方形なら90度回転させると、堀こたつの上にテーブルを置くことができます。われながらグッドアイデアと思いました。テーブルはもちろん、杉木を使った大工さんオリジナルのものです。
和室を作るときに注意しないといけないのは、畳の最大サイズに限界があることです。とくに中国のマンションの場合、部屋の規格が様々なので、和室を作るときは畳の最大サイズを考慮して作られることをお勧めします。そうすれば畳を合わせるときに中途半端な畳を作る必要がありません。
押入れを作るのも大工に言えば簡単です。私は木の箱を作って、押入れの部分にはめ込みました。和室用のクロスも売っていますので、よっぽど本格的な和室を望まない限り、上海でも十分に実現できるということが分かりました。障子などに関しては、和室に慣れない中国人が簡単に穴を開けられないように樹脂性の障子紙もあるようです。
【いま振り返ってみると】
畳は、子育てに重宝しています。娘が生まれる前ぐらいに、一度畳を張り替えて、ついてに畳の割り振り方も変えてきました。上海は湿気が多いので、ダニ対策は必ず必要です。畳業者に聞くと、必ず2〜3ヶ月に1回は干してほしいといわれました。大変ですが、上海の梅雨時のジメジメはよろしくないです。
ドイツ人の友達も、自分の部屋に畳をつくったと言っていました。畳文化は世界でメジャーに成りつつあります。
4年も使うと畳の色がかなり変わってしまいました
畳に掘りごたつというのは日本人にとってはぜひ欲しいアイテムの一つ。しかし中国のマンションではなかなか実現が難しいのでは?とお考えの方も多いはず。そんな皆さんにご参考になればと思い、私の経験をご紹介しましょう。
まず、畳にしろ、障子、襖、柱などすべて上海で無理なく購入できます。大手のホームセンターに行けば、モデルも展示してありますので、かなり参考になると思います。最近、留学帰りに上海人を中心に和室を作る人が多いとかで、結構需要があるようです。コストは若干かかりますが、それらしきものは出来るようになりました。
私の場合は、掘りこたつも作りたかったので、まず木材を使って和室の床を土間から40センチ上げました。40センチあれば座ることができなす。これで中間を刳りぬけば、理論上はこたつが完成します。しかし、土間から40センチあがるということは、リビングなど他の部屋からも40センチ上がることなので、私は和室の入り口にステップを1段作りました。
では、真ん中に入れるテーブルはどうしたものか、いろいろ考えました。もちろん昇降式の既製品のテーブルが売っていますが、これではあまりにも面白みが無いので、DIYで大工さんと知恵を絞りました。それが長方形の机案です。即ち、正方形ではテーブルを出して掘りこたつの上にテーブルを置くのは至難の業ですが、長方形なら90度回転させると、堀こたつの上にテーブルを置くことができます。われながらグッドアイデアと思いました。テーブルはもちろん、杉木を使った大工さんオリジナルのものです。
和室を作るときに注意しないといけないのは、畳の最大サイズに限界があることです。とくに中国のマンションの場合、部屋の規格が様々なので、和室を作るときは畳の最大サイズを考慮して作られることをお勧めします。そうすれば畳を合わせるときに中途半端な畳を作る必要がありません。
押入れを作るのも大工に言えば簡単です。私は木の箱を作って、押入れの部分にはめ込みました。和室用のクロスも売っていますので、よっぽど本格的な和室を望まない限り、上海でも十分に実現できるということが分かりました。障子などに関しては、和室に慣れない中国人が簡単に穴を開けられないように樹脂性の障子紙もあるようです。
【いま振り返ってみると】
畳は、子育てに重宝しています。娘が生まれる前ぐらいに、一度畳を張り替えて、ついてに畳の割り振り方も変えてきました。上海は湿気が多いので、ダニ対策は必ず必要です。畳業者に聞くと、必ず2〜3ヶ月に1回は干してほしいといわれました。大変ですが、上海の梅雨時のジメジメはよろしくないです。
ドイツ人の友達も、自分の部屋に畳をつくったと言っていました。畳文化は世界でメジャーに成りつつあります。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類