金融危機の影響で、食の安全問題関係のニュースがすっかり姿を消してしまいました。私も、毎日、中国現地の新聞やニュースをいろいろチェックしているのですが、ことに毒餃子事件に関しては、すっかりと忘れられてしまった感じもします。
そんな中、産経新聞が「ギョーザ中毒事件で元従業員を拘束、聴取 中国当局」という記事を出していました。
少なくとも、私の知っている範囲では中国でそういう情報は報道されていなかったのですが、こうやって日本向けに報道されるぐらいですから、ある程度確証があるのでしょうか。とりあえず、この問題に関しては動きがあったことにはなります。
しかし、こういった結末になってしまうことに、私は一抹の不安を感じているのも事実です。
むしろ、農薬の使いすぎとか、製造プロセスの上で問題があったほうが、消費者サイドからすれば、表現は良くないですがある意味まだ安堵するようにも思います。解決方法が一応あるからです。
でも、拘束された容疑者が、本当に何らかの理由で犯行に及んだとするのなら、今後、こういった毒入り事件を本当になくすのにはかなり難しくなります。
製造会社側も、いつ何処で誰が何をするのか、100%監視することは不可能に近いわけですし、まさにテロに近い危険性があることになります。
今回はたまたま中国の食品でしたが、ほかの国の食品に関しても同じような問題が起きることがあるかもしれません。
生産者と消費者があまりにもかけ離れてしまった昨今、複雑な流通が抱える問題を改めて浮き彫りにしています。
2009年01月19日
毒ギョーザ事件に動きがあったか
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
家賃を払ってください
これだけ日本人が上海にいると、私の妻方の親戚(上海人)でも、日本人にマンションを貸したりすることがちょくちょく出てきているのですが、最近、家賃が支払えない日本人がいるそうで、非常に困っていました。
中国人からすると、一般的に「日本人」は信頼できると思われていることが多いのですが、でも、そうやって家賃が支払えない人たちが出てくると、これは思わしくないことです。
日本国内ならともかく、海外に出てきて、そこの国の人たちに迷惑をかけるような行為は、やはり慎むべきであり、海外で生活する上での最低のマナーだと思うのです。どんな状態であれ、我々は上海に「住まわせてもらっている」のであり、日本で住むのとはまったく意味が違うのです。
その親戚は、貸している相手が日本人だから非常に「客気(遠慮気味)」に接しているみたいですが、その日本人も、まさか上海人である大家の親戚に日本人がいるとは思ってもいないでしょうね。
大家によると、この日本人の給料は5000元ほどで、家賃が支払えなくなっているのだとか。父母が日本から来るので、そのときに払ってもらうと言っていたそうです。
敷金分の家賃はすでに食い尽くしたみたいなので、あまりにも支払う気がなければ、そろそろ私が出て行く出番かな、とも思っています。
まあ、いろいろ事情があるにせよ、海外にいるときは、特にに現地の人に迷惑をかけるべきではないです。
中国人からすると、一般的に「日本人」は信頼できると思われていることが多いのですが、でも、そうやって家賃が支払えない人たちが出てくると、これは思わしくないことです。
日本国内ならともかく、海外に出てきて、そこの国の人たちに迷惑をかけるような行為は、やはり慎むべきであり、海外で生活する上での最低のマナーだと思うのです。どんな状態であれ、我々は上海に「住まわせてもらっている」のであり、日本で住むのとはまったく意味が違うのです。
その親戚は、貸している相手が日本人だから非常に「客気(遠慮気味)」に接しているみたいですが、その日本人も、まさか上海人である大家の親戚に日本人がいるとは思ってもいないでしょうね。
大家によると、この日本人の給料は5000元ほどで、家賃が支払えなくなっているのだとか。父母が日本から来るので、そのときに払ってもらうと言っていたそうです。
敷金分の家賃はすでに食い尽くしたみたいなので、あまりにも支払う気がなければ、そろそろ私が出て行く出番かな、とも思っています。
まあ、いろいろ事情があるにせよ、海外にいるときは、特にに現地の人に迷惑をかけるべきではないです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類