中国各地で鳥インフルエンザによる死者が報告されています。日本では企業単位でいろいろなリスク対策を行っているところが多いですが、残念ながら上海ではまだ十分とは言えません。上海市民の間でも、意識がまだまだ低いことが気になっています。市場や路上での活きた家禽類の売買もまだ行われています。安全とは言われていますが、リスクがゼロとは言えません。
さらに、予防接種への意識が低いことも、インフルエンザへの意識の低さと少なからず関係があると思います。
上海でも12月〜3月ぐらいにかけてインフルエンザなどが毎年流行します。そのために、9月〜11月にかけてインフルエンザの予防接種を受けるようにPRはしているのですが、実際にはほとんど実行されていないのが現実です。もちろん、インフルエンザの予防接種が有効か否かは議論されていますが、ただ子供や高齢者など感染リスクが高く、重篤に成りやすい場合には、接種は検討されるべきだとは思います。
中国衛生部でも、6ヶ月以上の子供、高齢者、慢性疾患者、虚弱体質の人に関しては、医師の指導の下、接種を勧めています。 また、医療関係者や小学生、幼稚園児なども接種すべきだとしています。
しかし、現実には中国のインフルエンザ予防接種率は1%未満といわれています。これは、人口の四分の一ほどがインフルエンザ予防接種をするアメリカなどの国と比較しても少なすぎます。
中国国産のインフルエンザワクチンは年間1000万人分、このうち上海では250万人分が製造されています。(上海生物製品研究所調べ)これに輸入ワクチンの数を足しても、まだまだ数が足りていないのは事実です。
インフルエンザウイルスは、タミフルなどの薬がありますが、まだ万能ではありません。もちろん、中医学の生薬なども効果は確認されてはいるものの、残念ながらまだ第一線ではあまり認知されていません。
インフルエンザの予防は、まず中国人一人一人にその重大性を認識してもらい、生活や衛生状態を改善し、まさにあのSARSの時の教訓を再び思い出してもらう必要があるのです。
2009年01月27日
インフルエンザ、予防接種率が非常に低い中国
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類
(リバイバル)照明器具の購入
2005年1月12日
いよいよ大詰めになり、今日から照明器具の取り付け、スイッチやコンセントの取り付け作業に入っています。照明器具は私も実にいろいろなところへ見に行きました。浦東では東方路や恒大市場などでまとまって照明器具を見ることができます。値段は日本より「かなり」安いです。正直言って一桁違うぐらいの差があります。日本の照明器具はなぜあれほど高いのでしょうか…。上海体育館にあるIKEAなどにもいろいろと参考になるインテリア・モデルがあり、見に行きました。
上海の電球の主流は「節能灯」と呼ばれる蛍光灯タイプが主流。電球が長持ちで、同じ明るさで電気代大幅節約となれば少々高くても、やはり選んでしまいます。光の色もいろいろあり、私は白熱灯色のものにほぼ統一しました。一応、モチーフは「木の家」なので、暖かい雰囲気を演出できたらと思って選びました。中国語では私のようなデザインの部屋を「郷村型」インテリアと呼ぶそうです。
玄関エントランス部分
照明器具の殆どは広州・深セン製で、これは驚きました。上海製の照明器具はほとんどなく、さすが製造業のメッカ広東省だと実感します。話がかわりますが、上海の照明市場でも、福建人が大きなウエイトを占めていることを発見しました。
そういえば、大理石を運んできた業者も福建人、台所の戸棚の戸を作った業者も福建人。木材市場の老板も福建人。大工は浙江省出身者が多いようですが、建材関係では福建人が上海でかなり幅を利かせています。ちなみに安徽省からの出稼ぎ者は、飲食業やサービス業に多いとか。上海人にはまず出会いません。
和室に使った照明
【いま振り返ってみると】
照明での失敗談ですが、華南のある照明メーカーのものを一部使ったのですが、これがくせ者で、電球がそこのメーカー専用のモノしか使えなかったのです。そのためにわざわざホームセンターに行く必要があり、すこし不便しています。
東方路の照明市場も、この金融不況で姿を消しつつあります。建材系の市場は、それなりに大変なようです。
いよいよ大詰めになり、今日から照明器具の取り付け、スイッチやコンセントの取り付け作業に入っています。照明器具は私も実にいろいろなところへ見に行きました。浦東では東方路や恒大市場などでまとまって照明器具を見ることができます。値段は日本より「かなり」安いです。正直言って一桁違うぐらいの差があります。日本の照明器具はなぜあれほど高いのでしょうか…。上海体育館にあるIKEAなどにもいろいろと参考になるインテリア・モデルがあり、見に行きました。
上海の電球の主流は「節能灯」と呼ばれる蛍光灯タイプが主流。電球が長持ちで、同じ明るさで電気代大幅節約となれば少々高くても、やはり選んでしまいます。光の色もいろいろあり、私は白熱灯色のものにほぼ統一しました。一応、モチーフは「木の家」なので、暖かい雰囲気を演出できたらと思って選びました。中国語では私のようなデザインの部屋を「郷村型」インテリアと呼ぶそうです。
照明器具の殆どは広州・深セン製で、これは驚きました。上海製の照明器具はほとんどなく、さすが製造業のメッカ広東省だと実感します。話がかわりますが、上海の照明市場でも、福建人が大きなウエイトを占めていることを発見しました。
そういえば、大理石を運んできた業者も福建人、台所の戸棚の戸を作った業者も福建人。木材市場の老板も福建人。大工は浙江省出身者が多いようですが、建材関係では福建人が上海でかなり幅を利かせています。ちなみに安徽省からの出稼ぎ者は、飲食業やサービス業に多いとか。上海人にはまず出会いません。
【いま振り返ってみると】
照明での失敗談ですが、華南のある照明メーカーのものを一部使ったのですが、これがくせ者で、電球がそこのメーカー専用のモノしか使えなかったのです。そのためにわざわざホームセンターに行く必要があり、すこし不便しています。
東方路の照明市場も、この金融不況で姿を消しつつあります。建材系の市場は、それなりに大変なようです。
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