2009年02月14日

ささやかなプレゼント

 バレンタインデーは、男性が女性に愛を表現する日。すくなくとも、上海ではこれは間違いないでしょう。
 この日も、いつものように仕事、仕事と叫んでいたら、さすがに「家庭の平和」のためによろしくありません。

 ちょうどうちの中医クリニックの方も週末当番に当たらなかったので私の診察はなく、久しぶりにゆっくりと親子で過ごすことができました。(その代わり、次の週末は予約で一杯。。。。がんばらないと!)

 そこで、去年の2月14日は何をしたのだろう、と思い出してみようとするものの、思い出せない。でも、こういったことは妻のほうがよく覚えていまして、またひんしゅくを買ってしまいました。そう、やはりブログに記録を残しておくのが一番かもしれません。

 今年は、男性の私にとって、バレンタインデーの対象となる愛する女性が我が家にひとり増えました。もちろん、去年の私からすれば想像もつかなかったことです。まあ、彼女はそうとも知らず手足をバタバタさせてはしゃいでいますが。

 結局、去年のようにレストランでディナーと言うわけにも行かないので、娘が寝ている合間をみて、聯洋広場に新しくできた「避風塘」へ出かけました。

 医学生時代、値段が高くてとても入れなかったレストランでしたが、試験が終わったときなど香港人や台湾人の同級生たちと打ち上げによくいったものです。なんか懐かしい。ここではそこそこの飲茶が楽しめます。

 そういえば、飲茶のなかによく出てくるメニューに鶏の足である「鸡爪」があるのですが、医学部時代の上海人同級生の実家で、これを取引して大もうけしているところがありました。
 もう10年ぐらい前の話ですが、海外からニワトリの足を買い付けて、中国に輸入していました。しっかりと蒸されたニワトリの足は、コリコリしてなかなか美味しいのですが、さすがにそれを食材として活用している料理は、中国以外そうないでしょう。そこに目を付けて、海外からニワトリの足を仕入れていたそうです。

 昼過ぎの中途半端な時間に入ったのですが、「避風塘」は若いカップルで一杯。さすがですね。バラの花束を持っている女性も非常に多い。最低、上海人の男性は、それぐらいの演出ができないといけないようです。 

 
 
 

 娘はというと、今日は、生まれてはじめて散髪しました。もちろん、私が切ってあげました。
 散髪といっても、すこし切っただけですが、中国ではこうした乳児への訪問散髪サービスがあり、私の携帯電話にもよくセールスの電話があります。(産婦人科から電話番号が漏れてきているらしい。。)1回30元ほどで、さらにこの髪の毛で記念の筆も作ってくれるそうです。

 髪の毛を切ってあげると、すこしべっぴんさんになったかな?とか思いつつ、ベビーカーに乗せて、近所を散歩してあげるのでした。

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類