2009年06月04日

フラヴィニーの別荘にて

 妹からは、お母様が医師であることを知っていましたが、なんせ英語が殆ど通じないので会話が難しい。。。でも、体いっぱいつかって会話して、なんとか意思疎通を図りました。

 車は丘を突っ走り、山を上っていくのですが、その間に多くの小さな村があり、そのたびに速度制限があり、ぶっ飛ばしていた車のスピードが落ちます。どの村も非常におしゃれで、「ああ、いまフランスにいるんだ、ああ、中国ではないんだ」と実感させられます。小高い丘は、グリーンでいっぱいで、牛が放牧されています。

別荘の外観とテラス ワインを傾けるのには最高の景色です


 そして、そんな丘のてっぺんに、これから2泊するフラヴィニーの別荘があります。
 フラブィニーという街は、人口約200〜300人程度の本当に小さな村です。映画『ショコラ』で一躍有名になったのですが、そのロケ地がここです。ただ、実際に撮影された画面は、自然風景も含めてCGで合成されているので、まったくのオリジナルではないそうですが、面影は十分残っています。


 今回泊めていただく別荘のすごいところ。それは、なんと築400年の石造りの建物を再生したという点です。先祖代々受け継がれている家屋敷で、地下室にはその当時から使われてきた400年前のワイン製造地下室なども残っているのです。

立派な梁です


 中国で言えば、私が江西省などでみた農村などがそれに当たるでしょうか?江南の水郷などもそれぐらいの歴史がありますが、決定的にフラヴィニーと違うのは全然観光地化されていないという点。フランスでももっとも美しい村の一つと言うぐらいだから何か観光的要素があっても良さそうですが、まああえて言うならあの砂糖菓子「ボンボン」ぐらいでしょうか。このあたりは、明日じっくりと散策しようと思っています。

 この日は、時差ぼけもあり、午後4時ぐらいにベッドにつくと、朝まで寝込んでしまいました。でも、この時期のフランス、日の入りが遅いのです。夜10時頃でもまだ薄暗い。。。時差ぼけと明るさの感覚が狂ってしまい、私の体内時計はかなり混乱しています。

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骨董品が置かれていました
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

ただいまフランスです

フランス・ブルゴーニュ地方にあるフラヴィニーの別荘に滞在中です。なんせインターネットがない環境なので、ブログの更新はもちろんのこと、メールの受信すらできません。さらに、決定的なのはテレビもない。こういう環境に身を置くのは、本当に久しぶりで、「充電する」というのはこういうことなのか、と実感しています。ディジョンに出て、ネット環境が整った段階で、この数日のブログを発表しています。あ、決して行方不明になっているわけではなので、ご了承ください。でも、一生で初めての体験をいろいろさせてもらっています。
 今朝は明け方の雨で目覚めましたが、この2日間天気はほぼ快晴だし、牧場に放牧されている牛も鳴き声を聞きながら、原稿を作っているわけです。
 前置きが長くなってしまいました。今日はここまでどうやってたどり着いたか記録に残しておきます。

 6月3日(上海時間)の夜の東方航空機MU553便で上海浦東国際空港をあとにしました。アフリカ系の黒人グループは民族楽器を抱えていました。上海の何かのイベントに招待されたのでしょうか。
 さすがにシーズンオフだけに、座席は余裕の空間で、エコノミーなのになんと横になって寝ることができました。東方航空だったらビジネスクラスにもないサービスではないでしょうか。フランス・パリまでの飛行時間は約12時間。飛行機に乗ったら、いきなりお休みモードだと思ったらそう簡単ではなく、あずは機内食をいただきました。

浦東国際空港にて


 別に座席に液晶モニターはいりません。ちゃんと私のiPODの中に16時間分の音楽を入れてありますから。原稿の校正と、中医学の本、そして養老先生の文庫本は、私の長距離移動時のアイティムです。無事に目的地につけば、十分です。12時間のフライト中、おにぎり(中華ちまき?)が出ることがあるのですが、今回は気がつかなかったのか、出なかったのか、ありませんでした。
 着陸2時間前になって朝食。気流の流れは極めて良好で、殆ど揺れることなくパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着。時間は長かったけど、充実したフライトでした。

 ちなみに、フランスの新型インフルエンザ対策というと、着陸間際の客室乗務員による消毒剤の散布だけ。やり方がおもしろくて、着陸30分ぐらい前に機内のエアコンのダクトに向けて、乗務員が指定の消毒剤スプレーをサーとかけて完了でした。上海浦東国際空港のものものしい検疫と比較すると、新型インフルエンザに対するヨーロッパ人の考え方の違いをものすごく実感しました。

今回の東方航空の機内食


 で、そろそろ入国カードとか持ち物申告カードとかの書き込みがあるのでは?とか思っていたら結局なにもなく、限りなくシンプルです。

 むしろ、不法入国者がいないかの検査は厳重でした。飛行機降りてすぐ、飛行機の出口付近でまず1回目のパスポートチェック。その後、検疫もなく、すぐに入国審査場で2回目のパスポートのチェック。入国審査場では、担当官が「ありがとう」と言ったのにはちょっとびっくりしたけど、それだけ日本人が多く来ているのですよね。税関申告でもほとんど見られる人が居らず、早朝のパリに到着しました。
 でも、中国人旅行客の荷物は相変わらずすごい。何をそんなに持っているのだろう?と見たら、一箱分の「ヤマモモ(揚梅)」を担いでいる人も。おいおい、そんなの持ち込んでも大丈夫なの?と思いましたが、これも素通りでした。

 さて、空港からは今度はエール・フランスバスのシャトルバスを使って、リヨン駅に出なくてはいけません。TGVでもいけるようですが、本数が極めて少なく、30分毎に走っているこのバスにしました。運賃は16.5ユーロであることは知っていましたが、この乗り場探しは、事前知識がなかったのですこしとまどいました。要は、到着ロビーに出た後、BUSのマークに従って歩いていくと渡り廊下のようなところの左手にエール・フランスバス(Les Cars Air France)のチケット売り場があるので、そこでチケットを購入して乗り場にいくとOKです。

ただいま機内消毒中


 もちろん、チケットを買わずに、運転手からクレジットカードや現金でもチケットが購入できるのでそうとまどうことはないです。バスの運行時間は7:00〜21:00。荷物は、行き先別にトランクに預かってくれます。フランス語が分からなくても「リヨン」と叫ぶとOKです。まあ、空港内だったら英語で十分です。ただ、ボンジューとメルシー、さらにメルシー・ボクーは言った方がよさそう。フランス人は、みんなやたら連発しています。

 予定ではバスで30分程度で着くはずだったのが、ちょうどパリ早朝のラッシュアワーにぶつかり、上海の延安高架道路顔負けの交通渋滞。バスの上から、通勤に向かう人の車を見てみたら、いかにもイライラしているというドライバーがたくさんいました。しかしですねえ、パリっ子には「ハロー・キティー」が人気があるのか、車にぶら下げている人が非常にたくさんいました。やるじゃん、日本文化!
 結局1時間10分ほどかかって、パリのリヨン駅に到着。ここから11:24発の6711列車のTGVに乗って、モンバール駅に向かいます。この列車もあまり本数が多くありません。そもそもモンバール駅は小さな駅なので。TGVに乗るとき、20分前になると電光掲示板に発車ホームの表示がでますので、それを確認してプラットホームに移動します。

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到着しました!
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

一路パリ・リヨン駅へ

  発車まで 2時間ほど時間があったので、まずはリヨン駅周辺を散策。スーパーにいって、バゲットのサンドイッチを購入。私のお昼ご飯です。食の国、フランスといえども、ラーメン屋があるわけでもなく、やっぱりサンドイッチになってしまうのですね。値段は5ユーロ。さすがに安くないです。
 でも、スーパーに行ったらお寿司もあってびっくり。ネタはやはりサーモン。この点、中国でもそうですが、サーモンは海外のお寿司アイテムとしては欠かすことができないようです。

 パリ・リヨン駅のホームの端に腰掛けて列車を待ちます。イギリスでもそうでしたが、なんせ改札口がないので、コンコースは利用客や通行人でごった返しています。コンコースやホームにある黄色の機械で乗客が「自発的」に改札を行います。これをしなかったらまずいらしい。

 駅は見ていて非常に楽しいところです。実に様々な人種が行き交います。日本人は団体様とおぼしきグループと初老のカップルだけ見かけました。意外と多いのが、香港人や台湾人の女の子のバックパッカー。元気いっぱいです。
 黒人も、白人も、ラテン系も、アジア系も。実にさまざまな人種が行き交います。そんな中に自分も身を預けていると思うと、なんか不思議な感じがしますね。中国は、人口が多いと言っても髪の毛の黒い中国人が殆どですから。

 さて、目的のTGV列車が入線し、乗り込みます。ドアは相変わらず半自動なので、スイッチを押して自分でドアを開けます。隣に入っていた通勤列車を見ていると、列車が停車するまでもなく、乗客が降り出すのには驚きました。日本では動いている通勤列車から飛び降りるなんて考えられませんよね。

 TGVと言えば、日本の新幹線のライバル。回転できない固定式のシートや、カーペット敷きの車内、連接方式の車両など、日本の新幹線との違いは非常にはっきりしています。しかし、乗り心地は極めて良好。客車にはモーターが着いていないので、ものすごく車内が静かなのです。機能性や清潔感、大量輸送の合理性からいうと、絶対新幹線の方がすぐれていると思いますが、でもこの乗り心地はTGVの勝ちだと思いました。携帯電話の問題は、TGVでも問題になっているようで、そのシールが車内が張られていました。しかし、ややこしい説明はなく、顔で表記されていて極めてシンプル。見ただけで、すぐに分かります。

 リヨン駅から1時間、目的地のモンバールに到着しました。フランスの片田舎の小さな駅です。ここから、目的地のフラヴィニーまでお出向かいに来てくださった新婦のお母様の車で移動しました。20キロほどの道のりです。・・・・と書いたら簡単なのですが、新婦のお母様の顔を全く知りません。しばらく駅のベンチに座っていると、向こうから声をかけてくださいました。「ボンジュー!!」。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類