2009年06月09日

フランス滞在を振り返って

 というわけで、忘れないうちに結婚式と披露宴の概要を後日のためにブログにまとめておきました。

 フランスは、小さいときに行ったことがあるそうなのですが、私の記憶に全くないので、今回が実質、生まれて初めての滞在となります。
 6歳違いの妹の結婚式も雨こそ降られましたが、中国同様、フランスでも雨の結婚式は縁起がよいそうで、よしとしましょう。

 2番目のお兄さんがスピーチで、これが「最初で最後の結婚式になることを願う」と言っていたことが印象的でしたが、離婚率も低くない国だけに、意味深長でした。

 フランス人はバカンスやストの国として代表されるように、人生を楽しんでいる人が多いように思います。田舎では、決して所得は高いとは思えませんが、上海の雑踏がウソに思えてしまうような静かな時間が流れており、「何のために生きるのか」という根本的な問題について、深く考えさせられました。やはり静かな環境でなければ、思考は深まらないと思います。

 そうみると、上海のようにアセクセとテーマパークのような街を作ってしまうのは、なんか非常に滑稽ですね。上海万博のテーマも、僕はまだ理解できていません。

 フランスの街で感じたこと。それは広告類が非常に少ない。とくに、幹線道路や高速道路を車で走っても、広告看板がないのです。もちろん、電線は地中に埋められています。
 そして、ゴミが非常に少ない。パリなど都市部は汚かったですが、田舎にゴミがないのです。住民たちが、自分たちの環境を守るために、強い意識をもっている現れだと私は思います。確かに中国人の多くがそうであるように、商売をしてお金を稼ぐことは生きるためには大切ですが、それ以上のものをもった上でやらないと、心の余裕が生まれてこないのではないかとも感じました。

 フランスでも現在、高齢化と過疎化に田舎では直面しています。しかし、バスや鉄道がないような村でも、その村で完結するような生活が営まわれており、日本の荒れる農村問題の解決に少しでも参考になる事例があるのでは?とも思います。それには、フランスが推し進めているような力強い農業政策が必要なのも確かです。

 エコロジーに関して、ディジョンの街を歩いてると、いろいろな発見がありました。
 まず、中国によくあるような3ナンバークラスの大型車が非常に少ない。ヨーロッパの街が道が狭く、運転が難しいという点もあると思いますが、総じて小型クラスの車が中心です。また、ガソリン代も1リットル12.5ユーロ前後とかなり高めでした。

 また、都市部では運賃無料の路線バスが運転されていましたし、無料の貸し自転車も沢山ありました。乗り捨て場所も市内各所にあり、充実しています。自転車は本当に多くの人が利用しています。

 しかし、私は普通ではフランスで暮らせないと思いました。
 やっぱり、食事がきつい。確かにフランス料理はよくできていて美味しいのですが、また私たち日本人のもつ味覚とは違うように思うのです。ミシェランが日本でもランキング本を出していましたが、味に対するとらえ方の違いは、どのように評価したのか興味有ります。

 さらに、日本人・中国人の日常の料理と比べると、普通のフランス人の食生活は極めてシンプルで、私のイギリス・スコットランドのホームスティ時代を彷彿させるぐらいでした。
 主食はいつでもフランスパン。フランスパンは、毎朝朝早くにパン屋が開くため、熱々を食べるのが習慣だそうです。 1ユーロもしないバゲットはかなり値頃感がありますが、やっぱりお米に比べると腹の持ちがよくありません。また、肉のかたまりを食べる国ですから、そういった意味では、まだ中華料理の方が私にあっているかな?と思いました。

上海エクスプローラー・中国関連ブログ人気ランキングに参加しております。
 
 

台所をみると、フランスパンの保管場所がありました
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類