自分が答えたインタビューが、例えばネットなどに残っていたりしていると嬉しいものです。「人民中国」という雑誌に、サイトに大学院生の時の私のコメントが残っていました。いや〜、書いていることも写真もなつかしい。この写真の経穴模型は、今は日本にあります。撮影のために、わざわざ下宿から病棟に運び込んだのですよ。
実は、最近、NHKテキスト「テレビで中国語」で、「上海で働く日本人」のコーナーに登場することになりました。2ページの見開きで夏頃に書店に登場すると思います。
私が上海に来ることになったのは、そもそも中医学が縁。その当時、上海で生活したいということは微塵も思っていませんでした。むしろ中医学を勉強したい、というのが最大の目的でした。
結果的に、上海が私の第2の故郷になってしまったのですが、中国に留学した当初、まさか15年も中国に居続けるなんて、思いもしませんでした。いま思えばあっという間ですが。いまや私の2代目までもいます。変な感じです。
その後、私の中医学の師匠にあたる陳以平先生との巡り会いにより、中医学を一気に博士課程まで突っ走ることになりました。たくさんの患者さんとも出会い、この間の収穫は数えきれません。
大学院を修了してしまった今でも、時間を見つけては中医学の書籍を引っ張り出し、もちろん学会にも顔を出し、知識を磨くことに励んでいます。地下鉄の通勤も、私にとっては大切な知識充電タイム。ここ数年で、時間を細切れにつかうということを、しっかりと修得できたように思います。
さらにもし今から5年後にもインタビューを受けたとき、どんな藤田 康介が表現できるか、焦らないけど着実に毎日を過ごしていきたいと思っています。
(でも、3時間近くもインタビュー、すこし喋りすぎていしまいました。)
仕事でいかに社会に役立てるか?
まだまだ大きなことはできないけど、私なりに次なるステップへの挑戦が続きます。
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